霊験とはちょっと関係ない話ですが、いなば食品で入社前の説明と採用された後で大きな相違があって新入社員の辞退が続出したとニュースで報道されています。今までも採用前と採用後で条件が違うと言った話は大手零細に関わらずよくある話でしたが今年の4月からは働く人も採用する人も注意が必要です。
 

今年令和6年4月から法律が変わって労働者の採用時に「労働条件通知書」(または「雇用条件通知書」)を明示することが義務付けられました。正社員だけじゃなくバイトやパートでも労働条件通知書を提示しない会社やお店に就職してはいけません(とは言っても現時点では採用する側でも知らない人が多いと思いますけど)

採用する側も労働条件通知書を明示していないと罰金30万円です(雇った労働者とトラブルにならなければ表には出ませんが、トラブったら採用側が不利です)。職を求める人も採用する人も制度を知らずに不要なトラブルに巻き込まれないようにお互い注意しましょうね。

 

ちなみにこの労働条件通知書の制度変更は去年3月に改正されて今年4月に実施されるまで1年間の余裕があったのですが、いなば食品の今回の報道を見ると総務か役員かどっちかが知らんかったんじゃないでしょうかね・・・。やる気のある無能な司令官は害しかありませんね。