久しぶりに散髪に行ってスッキリして家に帰ろうと自宅に向かって細い路地を通っていたら、壮年の男性が血まみれてしゃがんでいます。え?どういう事?。この男性、脳卒中の後遺症か若しくは小児まひの割と軽い症状かどっちか判りませんが、軽度の半身不随の様です。路地の段差でコケてしまって顎を強打した様で地面に血痕が飛び散っています。

 

「救急車を呼びましょうか?」と声を掛けると「立ち上がれたら家まで帰れます」との返答。手を貸して立ち上がると「このまま家まで帰る」と言われます。大丈夫かな?と思いつつもそっと後ろをついて様子を見るとやっぱりダメージが大きかった様で途中でしゃがみこんでしまいます。見捨てる訳にもいかないので「家は近くですか?」と聞くと「もうちょっと先にある」と言われます。後ろから両脇に手を添えて自宅まで送り届けましたが隣の町内に住んでおられる人でした。

 

昔から大きな神社仏閣に参拝すると当日から一週間前後の間に(目の前に)ちょっとだけ困った人が現れる現象に高確率で遭遇します。「よっしゃー!何時でも来い!」と思っていると全然遭遇しないのですが何も考えず油断していると遭遇します。密教僧や行者は神仏から必ず試しに遭います。私は本職の行者ではありませんが屋敷神を勧請しているので神仏からは「半行者」とやはりみなされているようです。最近どっか神社仏閣に行ったっけ?と思ったら先週に氏神(産土)神社の八坂さんに行ってましたわ・・・。

 

密教僧や行者では無い一般人でも人生の中で前世のカルマの解消の為に複数回(良心があるかどうかの)試しには必ず遭います。私の同僚は買い物に出かけた先で駐車場で一万円札が足元に落ちていて隣の車の人が落としたのが判って正直に一万円札を返したそうですが、その時に「ワハハハハ!」と男の声が聞こえたそうです。同僚はネコバナしていたら罪を負う所でしたが良心のお蔭で積善することが出来ました。

 

ここ最近は自民党の国会議員の裏金作りがニュースで繰り返し報道されていますが、本気で改心しないと取り返しがつかない事になります。政治は綺麗事だけでは出来ませんが「清濁併せ呑む」器量が無くて「濁」しかない政治家は要りません。来年若しも大きな天変地異が起こったら悪い政治家が原因です。忖度する官僚も同罪ですね。政治家本人が地獄に行くのは自業自得ですが何の関係も無い一般庶民が不幸に遭遇すると罪の上乗せです。

 

私の住む地域の選挙区ではありませんが口だけ番長と言われている前原誠司氏が離党しましたが、口舌の徒(こうぜつのと)から脱却しないと世の中からも見えない世界からも「要らない人」と言われてしまいますね・・・。