前のブログ記事で書き忘れていたのでここに書いておきますけど、命光不動尊さんのHPが今年のある時期に更新されて寺院名そのものは変わっていないのですが「高野山真言宗」から「宗教法人 眞言命光秘流」に変わっています。

 

高野山真言宗の末寺から真言宗系単立寺院になったのですが、その理由は聞いているのですが、お寺を守るためにやむを得ない理由でした。有名な大きな神社でも神社本庁から離脱する話も聞きますし、伝統ある天台系や真言系の単立寺院が存在するのはそれなりに理由があるのだと知りました(大きくなった新興宗教が必ずと言って良いほど分裂する理由は知りませんけど)。

 

と、ここからが本題です。王や帝、政治家や官僚など世の中の上位に立つ人達には「責任」が存在する事を前回のブログでは書きました。第二次世界大戦(太平洋戦争)が1945年に終わって78年の時が過ぎています。戦争を体験した人も寿命で年々減っている訳ですが、昭和の末だったか平成の初め頃の霊能者の出版した本で(作者とタイトルは忘れました、押し入れのどっかに入っている筈・・・。)、戦時中に徴兵されて敵兵を殺したお爺さんが、自分の死後の境遇(行き先)が気になって霊能者を通じて神仏に訊ねました(確か観音さんだったと思います)。

 

神仏からの回答は「徴兵されて命令で人を殺した場合は、それだけが原因で地獄に行くことはない。但し職業軍人が人を殺した場合は地獄行き」だそうです。え?と思って神仏に再度お聞きしたようですが「職業軍人は地獄行き」の部分を強調して同じことを言われた。と書いてありました。

 

モーセは「汝殺すなかれ」と神様(ヤハウエ)に言われていますし、仏教だと「不殺生戒(ふせっしょうかい」)がありますが、正当防衛や徴兵されて止むを得ず敵を殺した場合は霊界では情状酌量の余地があるようです(略奪や暴行を行った場合は勿論罪になります)。但し職業軍人の将校や司令官が敵兵と言えども人を殺した場合(自分自身が直接引き金を引いていなくて兵卒に命令を下して殺させた場合も含む)には霊界では有罪と判断されるようです。

 

大日本帝国陸海軍の将校で地獄に堕ちたと思われる人が一杯(インパール作戦の牟田口やその取り巻き将校、部下を特攻させて自分は生き延びた司令官多数とか)いますが、原爆を落としたトルーマン大統領も民間人20万人以上を殺した罪で裁かれている筈です。原爆を落としたエノラゲイの乗務員は命令に従っただけで、原爆投下の命令を下した大統領と当時の米軍将校は霊界では有罪でしょう。因みに私は軍事力を否定しません。必要悪だと思っています。自衛隊の装備の充実には賛成です。日本に自衛隊が無かったらロシア、中国、北朝鮮、韓国が攻めてきますヨ。戦争はしない方が良いに決まっていますが軍備が無いと悪意を持った国に蹂躙されるだけです。

 

他の霊能者の書いた本に、この三次元世界を変えるか?終わらせる?理由の一つとして「霊界で殆ど眠った状態で次に生まれ変わるまで何もしない霊が多すぎる」と言うのがあるそうですが、なぜ眠ったままの霊が多すぎるのか浅見宗平さんの本(ソロンの予言書Ⅰ)を読み返していたら理由が書いてありました。戦死者の霊魂の大部分が永眠状態になりやすいそうです。戦病死の場合は3分の1が永眠状態だそうです。21世紀の今もヤバいやん・・・。