お盆期間中に日本を通過した台風7号の影響で一部地域で水害が発生してしまいましたね。と言う訳で京都府下でも舞鶴、福知山、綾部で浸水被害が報道されています。土砂崩れで一部区間が通行止めになっていた京都縦貫道も開通したので昨日は福知山市の社会福祉協議会に少しだけですが現金を寄付しに行ってきました(片道90キロ)。

 

ネットからふるさと納税で被災地の自治体に寄付しても良いのですが、ボランティア活動を実際に行うのは自治体配下の社会福祉協議会なので今回はそっちに直接寄付します。ふるさと納税サイト経由だと手数料が掛かって実際に自治体が受け取れる金額は目減りしてしまいますからね(税額控除制度の認定を受けている社会福祉協議会は確定申告で寄付金控除も使えます)。

 

事務員さんにお金渡して領収書だけもらったらさっさと帰ろうと思ったら社会福祉協議会の一番偉い人が出てこられて謝意を伝えられました。恐縮です。今年の台風7号の水害は家屋内への浸水だけではなく防砂ダムを乗り越えて流れてきた土砂や木片も多かったそうでボランティアの皆さんへの依頼は家屋内の泥出しだけでは終わらないそうです。

 

実は10年前にも鬼退治の伝説で有名な大江町(福知山市内)が台風で水害に遭った時に現物(一輪車やスコップなどの資材)を寄付したことがあるのですが、今回は現金にしました。10年前の水害の時は社会福祉協議会の大江町支部(大江駅の隣)にまで行ったのですが排土が終わった国道175号線以外は辺り一面泥だらけでした。駐車場も15センチ以上泥が積もっていました。何より驚いたのは由良川の水面の上を通っている電線に流された竹が丸ごと1本引っかかっていました。由良川を横切る電線は水面から4m以上あるはずなんですが(高圧電線の場合は5m以上)あの高さまで水面が上昇していたなんて半分信じられませんでした。由良川おそるべし・・・。

 

社会福祉協議会の直ぐ近くにある福知山城です。入館料は大人一人330円です。外観は木造ですが再現天守閣です。城内にスポットクーラーが何台か設置されていますがめちゃくちゃ暑かったです。お城見学の後は近所のスーパーマーケットやホームセンターをチラ見しました。神棚へのおみやげに地酒(純米酒)を購入しました。

 

地図を見てもらうと判るのですが福知山市の東側に綾部市があります。綾部市で有名なのが肌着で誰もが知るグンゼ大元(おおもと)です。帰り道の途中で「大本神苑」の看板が出ていたので立ち寄ってみました。

 

参観は予約制なのでみろく殿の外からご挨拶だけしました。大本は歴史上の役目を終えて規模が縮小してしまいましたが近代日本に大きな影響を与えました。出口なおさんと出口王仁三郎さんが活動されていた明治・大正・昭和初期の時代には国家神道にとって都合が悪かったので弾圧が行われました。昭和10年の第二次大本事件の時にはダイナマイトで神殿を含む施設が爆破されてしまいました。

 

出口王仁三郎さんは存命中に何度も預言を降ろしていますが的中率が高く(さすがに100%では無いけど)、その中に世の建て替えが言われていて神霊世界を含む大変革が起こるそうですがそれが何時なのかは誰にも判りません(明治55年=大正11年説は外れました)。3次元の地球が無くなる事はありませんが将来的には人口は減ると思います(最大の理由は現代の先進国レベルの生活を維持するには資源が足りない)。

 

大本神諭の中に「世界の人民三分になる」というのがあります。小数点以下の比率を表す言葉に割分厘(わり・ぶ・りん)がありますが明治維新までと現代では基準が違うのです。時代と共に変化してきて明治維新(江戸時代)までは「割」の概念が無くて分=10%で、現代では1%なのです。と言う事で人民三分の予言が何時かの未来に当たる場合に、どっちの基準で言われた予言なのかによって人口が30%になるのかわずか3%になるのか変わってきますね・・・。