こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
今日も前回に引き続き「テストの花道」の暗記法の紹介です。
今回紹介するのはSFOを使った暗記法です。
ここで言うSFOとは
S…Spell:スペル、意味
F…Fact:事実という意味ですが、ここではスペルや発音から連想することです。
O…Opinion:意見という意味ですが、ここでは単語の意味と連想から感じること、考えることです。
例えば、obtain(手に入れる)という単語を覚えるとします。
Fの例としてob+tainを「おぶって退院」と連想します。
要は語呂合わせと思って良いです。
Oは(病気が治って退院するのだから)「幸せをGet」とします。
あとはFとOをできるだけ具体的にイメージすると記憶に残りやすくなります。
この場合だったら、「おばあちゃんをおぶって退院するところ。先生や看護士さんもみんな笑顔で見送ってくれる。自分も背中のおばあちゃんも笑顔でいる」ようなところをイメージするといいでしょう。
Fは無理にうまい語呂合わせにしなくてもかまいません。
番組ではdawn(夜明け)のFをそのまま「ドーン」と言う効果音として捉えていました。
これも朝日が「ドーン」という効果音とともに昇ってくるところを明確にイメージすると忘れにくくなります。
この方法のキモはFの部分を自分で考えるということです。
本屋に行くと色々な語呂合わせの参考書が並んでいます。
こういったものは良くできているととてもすーっと覚えられます。
でも、全てが全てうまくできているということはまずありません。
必ず、かなり無理をした語呂合わせが出来てしまっています。
こういったものはとても覚えにくいものです。
でも、かなりキツいものでも、自分で考えた物というのは記憶に残りやすいものです。
なかなかうまくできなくて苦労したという経験が、エピソード記憶として強く残るからです。
こういう言葉遊びが好きならば、この方法はとても合っていると思います。
少しでも興味が湧いたならば、一度試してみてください(^^)