「覚えられる」と「覚えられない」の境目を知る | 楽しく勉強をしよう!

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成績を上げるのに一番大事なのは楽しんで勉強することです。確かに大変なこともありますが、少しでも勉強が楽しくなるように色々な情報をお伝えしていきたいと思います。

こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
 
 
今日は「テストの花道」の紹介です。
 
 
何度も繰り返していますが、是非、高校生以外の方も見てください。
 
 
中学生にも充分役立ちます。
 
 
逆にしっかりここで紹介していることを身につければ大学受験にも役立ちます。
 
 
今回のテーマは「暗記」です。
 
 
このブログでも色々と紹介してきましたが、番組では3つの方法を紹介していました。
 
1.境目を見つける
2.SFO
3.ストーリー
 
の3つです。
 
 
1.境目をみつける
 
 
ここで言う「境目」とはきちんと覚えられるかどうかの境目という意味です。
 
 
例えば、英単語を覚える時、何回繰り返したら覚えるかと言うのを色々回数を変えて試してみるのです
 
 
5回繰り返した時は正解率が50%、10回繰り返した時は70%、15回繰り返した時は80%、16回繰り返した時は90%、17回繰り返した時は100%と言うのであれば、16回と17回の間が、きちんと覚えられるかどうかの境目と言うことになります。
 
 
これを知ることで「自分は○回繰り返せば覚えられる」という自信がつきます。
 
 
自信を持つというのは、記憶力を高めるのに、実は重要なことです。
 
 
人間というのは不安があると実力を発揮することが出来ません。
 
 
自信を持つということは、そのような枷を外し、自分の能力を存分に発揮できるようにするのです。
 
 
この境目を知るというのは他の事柄にも応用が利きます。
 
 
番組では、タイミングについても調べることを勧めていました
 
 
朝、すぐにやると記憶しやすいのか、あるいは寝る直前にやるのがいいのか、学校の休み時間にするのがいいのかなど、いつ勉強すると効果的なのかを知ることで、効率の良い時間に勉強を集中してやり、それ以外の時間を勉強以外のことに活用するということが出来るようになります。
 
 
それから、番組では言及していませんが、もう一つ、復習のタイミングを調べることをお勧めします。
 
 
基本的に人は一発で覚えるということはできません。
 
 
何度か繰り返し覚え直すことで記憶が定着するのです。
 
 
しかし、のべつ幕なしに毎日復習するというのも大変ですし、非効率です。
 
 
最も効率がよいのは3割忘れたところで復習するというものです。
 
 
このくらいの時に復習すると、覚え直す負担が少なくなるのです。
 
 
ですから、少しずつ復習の間隔を空けて、どのくらい覚えているのかを調べてみるのです。
 
 
1回目の復習はすぐにやった方がいいのか、30分後がいいのか、1時間後がいいのか、翌日がいいのか、人によってタイミングは変わってきます。
 
 
また、2回目、3回目の復習も一回目の復習の後より忘れ方が段々と緩やかになっていきますから、これについても少しずつ間隔を空けて試すと良いでしょう。
 
 
こうすることで、記憶に対する自信を高めることにもなりますし、効率的な学習を進めるのにも役立ちます。
 
 
是非、お子さんに教えて上げてください(^^)

 

 

残りの二つは明日以降また、ご紹介しますね(^^)