英語の長文を読もう | 楽しく勉強をしよう!

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成績を上げるのに一番大事なのは楽しんで勉強することです。確かに大変なこともありますが、少しでも勉強が楽しくなるように色々な情報をお伝えしていきたいと思います。

こんばんは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
 
東芝でやる気を測る機械を売り出すそうです(記事はこちら ) 

 
昔もα波が出ているかどうかを測る機械というのを少年ジャンプの裏表紙の広告などで売っていましたが、それの現代版と行ったものでしょうか?
 
自分が集中している状態というのが客観的に分かれば、集中している状態を保つように訓練することが出来るかもしれませんね。

 


 
さて、あなたは色々な種類の文章を読む時、みな同じような読み方をするでしょうか?
 
例えば、軽く読める小説、趣味の雑誌の記事、仕事で必要な知識を学ぶための専門書など同じ読み方で読むでしょうか?
 
たぶん、必要に応じて自然と読み方を変えていると思います。
 
ざっと眺めるように読んだり、じっくりと読んだり、色々と読み方を変えているかと思います。
 
でも、英語はどうでしょう?
 
たぶん、中学生の多くはどんな文章でも同じように読むと思います。
 
学校で習ったように、文法通りに、一語ずつ訳して読むのではないでしょうか。
 
テストを受けることを考えると、このように読めることは大切です。
 
しかし、同時にこの読み方だけが正しい読み方だと思うと英語を読むのが苦痛になる可能性もあります。
 
実際、私がそうでした。
 
ちゃらんぽらんな割りには細かなところに引っかかる質で(^_^;、一カ所知らない単語があるだけでその文章全体が読めなくなってしまうこともありました。
 
でも、実際の英語の文章(入試を含めて)で分からない単語などいくらでも出てきます。
 
また、中学校の教科書は長い文章というのはほとんどありません。
 
それに対して、公立校の入試でも、教科書の単元二,三つ分くらいの単語量の文章が読解問題で出てきます。
 
学校の授業だけでは長い、分からない単語がいくつもある文章を読む訓練はどうしても不足してしまいます。
 
そのため、長文が出てきただけで、英語のテストに対してやる気をなくしてしまう子もいます。
 
ですので、できるだけ長文を読む練習もして欲しいと思います。
 
「多読式英語学習」というのを聞いたことがあるかもしれません。
 
長文を読む時にはこの多読式英語学習法の「多読三原則」に従って本を読むといいでしょう。

 

多読三原則とは、


1.辞書は引かない
 
2.わからないところは飛ばす
 
3.自分に合わないと思ったら、すぐ投げる(その本を読むのをやめて、別の本にする)
 
です。

 

私自身は、高校受験を考えると、文法の勉強も必須だと思います。
 
けれども、本を読むのは好きだけれど、英語に苦手意識のあるお子さんにとってはこの多読式英語学習法はとても良い勉強法だと思います。
 
読み方や本の選び方は以下のような多読の本を参考にすると良いでしょう。

英語多読完全ブックガイド[改訂第3版]/古川 昭夫
快読100万語!ペーパーバックへの道 (ちくま学芸文庫)/酒井 邦秀
いっぱい読めばしっかり身につく 今日から読みます 英語100万語!/古川 昭夫


もし、なかなか好みの洋書を入手するのは難しいのならば、インターネットを使うのも良いでしょう。
 
以下のサイトが参考になります。
 
海外の子ども向けサイト(リンク集)  
 

tadoku.org(多読学習について詳しく解説されています)


 
この多読式のやり方で本を読む時は、とにかく楽しむことです。
 
言い方は悪いですが「適当に」読むことになれてください。
 
本好きのお子さんにはなじみやすい学習方法かもしれません。
 
上記のサイトや本にも書いてありますが、最初は一ページに単語が一つ二つくらいの絵本から読んでみるとよいと思います。
 
もし、今の英語学習法が自分に合っていないと感じるならば、こういう方法があることをお子さんに教えて上げてください(^^)