感情がやる気にブレーキを掛ける | 楽しく勉強をしよう!

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こんばんは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
 
 
前回、計画が送れた時、すぐに軌道修正すればよいのに、それが出来ないのは感情がジャマをしているからと言うお話しをしました。
 
 
今日はその感情についてお話ししていきたいと思います。
 
 
まず一つは「不安感」です。
 
 
これからすることが自分に出来るのだろうか?実際に手を付けたら、自分に出来ないことがはっきりしてしまうかもしれない。
 
 
そういう感情が出て来た時、人の取る対応は二つしかありません。
 
 
さっさと片付けて不安の元となるものを遠ざけるか、不安の元となる物から自分が遠ざかる(つまり先送りしてしまう)のどちらかです。
 
 
人はどうしても楽な方向に行きがちです。
 
 
そのため、たいていの場合は先送りする行動の方を選択してしまうのです。
 
 
二つ目は恐怖感です。
 
 
人間誰しも失敗することはあります。
 
 
しかし「失敗したら周囲からなんと言われるだろう」とか
 
 
「絶対失敗してはいけないんだ」
 
 
と言うように思いこんでしまうと、失敗することが恐ろしくなりそれから逃げてしまうのです。
 
 
また、このような感情は過度に自分の価値が低く、自信を持てない場合に持ちがちです。
 
 
自信を持てないために、評価の基準を周囲の人間の評価に求めてしまいがちです。
 
 
こういう状態になると、失敗したこと自体による実害以上に、失敗した時にどんなに他人から良くない評価を受けてしまうのかと言うことに恐怖を感じてしまいます。
 
 
そのため、失敗しても実害はほとんどないにもかかわらず、失敗を必要以上に怖れてしまうのです。
 
 
また、自信を持てないために、出来るかどうかと言うときに引いてしまいがちです。
 
 
たとえ引いても、自分で納得できればよいのですが、引いてしまったことで自分を責めてしまいます。
 
 
こうなると悪循環です。自分を責めることで自分の価値をさらに下げ、その結果、一歩を踏み出せない、するとそのことで自分を責めて、自分の価値を下げて....と言うようにです。
 
 
やる気を引き出すためには、このような心のブレーキを解除する必要があるのです。
 
 
次回はこのブレーキを外すための方法について話していきたいと思います。