塾のチラシの合格人数は信用しない | 楽しく勉強をしよう!

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成績を上げるのに一番大事なのは楽しんで勉強することです。確かに大変なこともありますが、少しでも勉強が楽しくなるように色々な情報をお伝えしていきたいと思います。

こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)

 


色々書いてきましたが、一番興味をお持ちなのは「どうしたら自分の子供にあった塾を選ぶことが出来るか」と言うことではないでしょうか。

 

と、いうことで自身の塾時代の反省も含めまして(^_^;私の塾の選び方についての考えを書いていきたいと思います。

 

合格者数は信用しない

多くの方は塾を選ぶ基準のひとつに新聞折り込みチラシを入れてはいないでしょうか?

 

しかし、チラシの内容は

  • 塾の名前
  • 住所(所在地)
  • 電話番号
  • 大まかな塾の形式(集団か個別か)

くらいを確認するため位に考えていた方が無難です。

 

塾の広告で一番気になさるのは「合格人数」ではないでしょうか?

 

しかし、この合格人数という数字は「ウソ」というわけではありませんが、塾の善し悪しとは必ずしも結びつきません。

 

まず、毎週通っている通常授業を取っている生徒の他に、夏期講習などの季節講習だけ受講した生徒を数に入れたり、酷いところでは模試を受けただけで勘定に入れるところもあるようです。

 

第2に大手の場合、母数が大きいのですから、合格者「数」が多いのは当然です。例えば、A高校に生徒数1000人中10人合格した塾と、生徒数10人中5人合格した塾とどちらをあなたは選びますか?

 

また、大手の場合に言えることですが、公表されている合格者数はその教室から出たものとは限らないわけです。例えば、A塾にb教室とc教室が合った場合、b教室から20人、c教室から5人合格した場合、どちらの教室にも「25人合格!」となるわけです。

 

第三に同じ生徒が複数の学校を受けるからです。数年前、私立高校で一人の生徒に数多くの学校を受験料を負担して受験させて学校合格実績を水増ししたと問題になったことがありました。

 

ここまで極端な例ではないにしても、生徒も滑り止めを含めて複数校を受けるのは当然です。その結果、一人で2校3校合格すると言うことが起きてきます。当然、その分合格者数は増えてくるわけです。

 

ですから、合格者数というのは志望校に合格者を出しているかどうかの確認程度に考えておいた方が無難です。

 

次回は実際に塾に行った時に気をつけることを書きたいと思います