こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です。
ニュースによるとNASAが月面有人探査計画を実施する際には、日本、欧州、カナダに協力を求める方針を決めたようです。
http://www.asahi.com/science/update/0106/TKY201001060091.html
日本も独自にロボットによる月面無人探査計画を立てようとしているようですが、この方針が実現すれば日本のこの計画の実現性がアップするのと同時に、日本人初の月面探査者が出るかもしれませんね(^^)
学研の科学の休刊にはがっかりしましたが、これが実現するとまた科学に興味を持つ子が増えるかもしれませんね。
さて、月面探査と言えばアポロ計画ですが、これが発表された当時、月に行って帰って来るというのはかなり無謀な計画だったようです。
では、どうしてその無謀な計画が実現したのでしょうか?
言ってしまえば「なぁんだ」と言うことになってしまいますが、困難なことを徹底的に分析して問題点を細分化して、それを解決していったのです。
これは普通の勉強にも当てはまります。
例えば、高校受験に必要な英単語を3ヶ月で覚えるとします。
どのように数えるかとか、どのレベルの高校を受けるかによっても変わってきますが、仮に1200語あるとしましょう。
1200語というと、思わず「そんなの無理っ!」って思ってしまう子もいるかもしれません(笑)
でも、これを分割してみましょう。
1200÷(3ヶ月×30日)=13.333...
切り上げて、一日あたり14個。
これくらいなら出来そうな気がしてきませんか?
あるいは「勉強する時間がないよ」というのなら、まずはお子さんに1週間、自分の過ごし方を出来るだけ細かく記録させてみましょう。例えば、1時間単位ではなく15分単位くらいで。
たぶん、何をしたのか覚えてない時間がいくつか見つかると思います。
そこがお子さんの無駄な時間である可能性が高いです。
無駄な時間が分かったら、その時間で出来る勉強方法を考えてみましょう。
短いなら単語カードを使うなど机向かわなくても済む方法を、あるいはスケジュールを入れ替えることでまとまった時間が取れないかを考えてみるのも良いでしょう。
いきなり大きな変化を起こすことは難しくても、自分に出来そうな第一歩を踏み出してみるよう、お子さんを励ましてみませんか?