こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
昨夜、少し雨が降ったようですが、今日も朝から快晴でしたね。それでも気温は低く、どうも最近は昔の耐寒性がなくなっているような気がします。自前の防寒具はあまり変わりないはずなのに(^_^;
もっと運動をしないといけないと思いつつもついつい忙しさを言い訳に後回しにしてしまうんですよね(^_^;
そんな自分に対する反省を込めて、自分の活動を見直す時の考え方のご紹介をしたいと思います。
数年前にベストセラーになった「7つの習慣」や「タイムクエスト」、あるいはフランクリン・プランナー関係の書籍で紹介されているので、あなたもご存じかもしれませんが、4分割の表を使った考え方です。
縦軸は重要度、横軸は緊急度の高低を表しています。
重要度というのは自分の目標に近づくのにどれだけ役に立っているかと言うことで判断します(つまりこの表を役立たせるためには自分がどうなりたいかが必要になります)
緊急度というのは自分ではなく周囲からどれだけすることをせっつかれるかと言うことで判断します。
例えば「県立○○高校に合格する」というのが目標の子がいるとします。
「明日が締め切りの学校の宿題をする」と言うことは学校の先生からすることを義務づけられていて、締め切りまで時間がないので緊急度は高くなります。
かつ、県立高校に合格するためには学校の成績も重要ですからしっかりと宿題をやって出す必要がありますから、重要度も高いと言うことになります。
このように「明日が締め切りの学校の宿題をする」と言うことはこの子にとっては緊急度が高く、重要度も高いので最優先でするべき事になるわけです。
急ぎだが重要ではない事の例としてはこの場合「携帯メールの返信」があげられます。大した用事でなくても、すぐに返事をすることを求められるようですからね。
どうでも良いこととしては「惰性で見ているテレビ」とか「そろそろ切りたいなぁと思いつつも自分から切り出すのが嫌で切れない長電話」などが上げられると思います。
しかし、何より重要なのは「重要だが後回しにしがちなこと」です。
私を含め、多くの人がこの部分を後回しにしてしまうために緊急度が上がってしまい、いつも時間に追われて忙しく感じてしまうのです。
例えば先ほど例に挙げた「明日が締め切りの学校の宿題をする」も、もし宿題が出されてすぐに計画的に進めていれば、「最優先でするべき事」になる前に終わってしまったかもしれません。
あるいは「毎日一定の運動をする」ことをさぼっていたために、「病気になり手術をする」が「最優先でするべき事」になったりするわけです(^_^;
この部分をすることは強制力がないためになかなかすることが難しいのは事実です。
私自身、恥ずかしながら、きちんとできているかというと....(^_^;
でも、自分がどうなりたいかをはっきりとイメージして、そのイメージに近づくために供できることは何か、それをたった一つでも良いから毎日積み重ねていったら。
きっと自分に起きた変化に驚くのではないでしょうか?
そして、この「重要だが後回しにしがちなこと」をすることを増やしていくと、その他の部分が小さくなっていきます。
こうなると多少緊急なことが起きても慌てずに対処できるようになっていることでしょう。
すぐにこの状態になるのはかなり難しいかもしれません。
でもとりあえず「ひとつだけ」ならできそうじゃないですか?
まずは「ひとつだけ」から始めてみませんか?(^^)