職場に
新しい機械が導入されて
業務終了後
メーカーさんによる
取り扱い説明会がありました
予定は 約2時間で
帰りが遅くなると
覚悟していたのですが
本当に2時間もかかりました
慣れないパソコン作業に
戸惑いながらも
説明はどんどん 先へ進んでいくので
頭がついていかない
手順書を家に帰って
じっくり読んで
復習しようと思いながら聞きました
こんな年になると
新しい分野は つい尻込みしがちです
年齢を理由に諦めたら
生きるのが
楽だろうとも思いました
でも、ここはひとつ
本気を出して覚えてみようじゃないか
という心境になったのは
キャンプの時のタープだってそう
どうしても1人で
張りたくて
いろんな動画を見て
実際に たくさん失敗して学んで
それでも繰り返していたら
自分なりに感覚が掴めてきたから
なんでも 本気で取り組めば
若い人の10倍の
時間がかかったとしても
いつか知識は 自分のものになるような
気がしたからです
どーせなら、今後は
この機械について わからないことがあれば
私に訊けばいいと
職場の皆んなに思ってもらえるくらいの
レベルを目指そうと
そんな図々しいことまで考えました
新しいこと = 苦手だと
先入観で決めつけようとする
その思考回路を変えたい
2時間残業して外に出ると
当然ながら
夕方ではなく夜になっていて
家に帰ってからも あまり休む時間がない
こんな感じで
毎晩遅くまで働いている人は
たくさんいるんだろうな
と 思いを馳せました
それでも ゆっくりしたいというより
追い立てられるような
焦燥感が強く
つい 手順書を手にとってしまう
慣れないことに直面した直後だから
気持ちは非常事態になっています
ブツブツと
独り言を言いながら覚えていると
頭の中の
使われなかった部分が
起動する感覚がありました
不安もあるけど
ピンチはチャンスといいます
"繰り返し"に勝る
習得方法はないんじゃないかと
キャンプをして思う
頑張れ、59歳
ついでに
この令和の時代に パソコンの
キーボード打ちさえできない自分も
変わればいいなと
そこも期待しています