高校の友達との
ランチが

定例化しまして
今月も 会うことができました

できれば 土曜日は 
キャンプに行きたいので

ランチは 日曜日に
してほしいのですが
友達の1人が 土曜日がいいと言うので
そこは ちょっと残念です

皆んなで 定食屋さんのような
お店に行きました



今年、未亡人になった友達が

夜眠れなくなったから

心療内科に行こうと思って予約した

と 言いました


元々、友達は 情緒の浮き沈みが

激しいタイプで

亡くなられたご主人さんは

一本芯の通った ブレない人だったから

心の安定になっていたのでしょう


 その存在を失った今

言いようのない不安感に襲われるのか

その心情は

なんとなく理解できます


伴侶と死別した人限定の

交流会があるので

それに参加しようか迷ったそうですが

他人の話を聞くことにより

より一層 気分が

落ちてしまう場合もあると聞き

やめたそうです


今は お母さんの病院への付き添いや

一緒に 老人クラブに

行ったりして

気晴らししているそうで


喪失感から立ち直るには 

なかなかに時間がかかりますよね

対象が動物なら ペットロス症候群です


ランチが終わって 帰り際

たまたま その友達と2人になったので

詳しく話を聞くと

友達は 何もかもに縛られていました

しかも必要のないものに


娘として、嫁として、母として

こうあらねばならないと

自らを がんじがらめにして

ネガティブになり

生きる楽しみを見失っています


こんな状態の人を救うのは

心療内科の薬ではなく

ワクワクです


友達に 何もかもを一旦置いておいて

今自分が一番したいことは何❓

と 尋ねると


んー、、、と 考えてから

 「海外へ旅行に行きたい」

と 言いました


「じゃあまず それを叶えようよ」


「でも 夫が遺した退職金を使うことに

罪悪感を感じる」


よくよく話を聞くと お給料は

ほとんど 自分のお小遣いにしてしまう人

だったらしいので

それなら あなたが

これまでずっと稼いできた生活費が

退職金という形で

返ってきたのだと考えたらいい


それは 自分のお金なんだから

使うことに罪悪感を感じる必要はないし

天国に行った ご主人さんは

あなたが笑って暮らしてくれることを

望んでいると思う

と言うと


そういえば 夫の闘病中は

服も買わず 食べたいものも節約して

暮らしていたと


もう60歳なんだから

1人になった 今がチャンス

やりたいことは 何でも今のうちにやって

服がほしいなら買って

海外旅行に行きたいなら行って

そうやって自分のワクワクに

正直に暮らしていたら


いつの間にか 心の病気のことは

忘れていると思うよ

と 話しました


不安感から生じたことに

お金を使うのではなく

ワクワクすることに使うようにすると

自分の中に 

活力が甦ってきます


友達は「話を聞いてくれてありがとう」

と言って

帰って行きました


彼女の日々が 少しでも

ポジティブになりますように

人の評価を気にして

必要のない荷物まで背負いませんように

海外旅行が 

生き方を変えるターニングポイントに

なるといいな


いつも側にいて

励ましてあげることは

できないけど

縁があって 私に関わった人たちは

皆んなポジティブになってほしいです