長男が まだ
9歳だった頃

経済的に そんなにゆとりがなくて
何千円もの買い物は
極力控えていたのですが

adidasのスニーカーを
大好きなピンク色と スネーク柄の
スニーカーを売り場で見た時
一目惚れして
どうしてもほしくなり
迷った末に購入したことがありました

今でも大好きなスニーカーなので
履くのが惜しくて
ついつい 履かずに
靴箱で待機させていました

で、もうこんな年齢になり
自分の荷物の総量を減らしているので
靴も新しく買うよりは
あるものを履いて 
数を減らしていこうと思い
そのスニーカーも
とうとう 普段履きになったんですね

そしたら なんと 
ほんの数日履いただけで



((((;゚Д゚)))))))


ショックでしたが

考えてみれば 無理もないかな

長男は 今29歳

このスニーカーは

ほとんど 履かれることもなく

20年間もの長い年月を

靴箱の中で 眠り続けていたのです


お気に入りすぎて

大事にしすぎました(・・;)


つくづく思いました

履きたい時に たくさん履いて

楽しむべきだったと


松本さんとお別れした後も

似たようなことを感じたものです


2人のお気に入りの

ご飯屋さんがあったのですが

これから先も 何度も何度も

来店するだろうと思い

逆に そんなに行く機会がなくて


そしたら こんなことになったので

もう1人で行くこともなく

最後にその店に 2人で行ったのは

いつだっただろうと

思い返してみると


ずいぶん前の記憶で

その時は これが最後とは知らず

食事をしたのでした


別府温泉もそうです

必ず また行こうねと約束したし

実際そうなると思っていたのに

松本さんと行く機会は

もうニ度来ません


これらのことからも その時々の

毎瞬毎瞬を

精一杯満喫するしかないと

痛感しました

"次のチャンス"はないと思うくらいに


宇宙に時間という概念はなくて

今しか存在しないと

言われますが

本当に 今の連続だと実感します


今履きたいなら 今履くべき

今行きたいなら

今行くべき

今食べたいなら 今食べるべきです


いつかそのうちは 存在していそうに

思えますが

その時になってもやはり

今しかないんだと思います