もう 何年も
関わりがなかった

専門学校の友達から
メールが来ました

会報のお知らせ、みたいな内容で
メールの最後は
「本当にまた 恵子に会いたいな」
という言葉

そこから 社交辞令は感じられなくて
あぁ、本当に
会いたいと思ってくれているんだと
心を動かされました

実は私は 専門学校の同級生から
距離を置いていました
いえ、皆んなのことは大好きです
共に 青春を過ごして
一緒に合コンも行ったし
思い出は 数えきれないほどたくさんあります

それでも卒業後に 会いたくなかったのは
たぶん 格差を感じたから
ご主人さんが 超エリートだったり
子供さんの進学コースが
立派だったり
そんな中、離婚して母子家庭の私は
引け目を感じていました
正直、当時は
同窓会があったとしても
生活費のことを考えて自粛したと思います

でも 59歳になった今なら
素直な気持ちで
会えそうな気がする

何故なんだろう
と 考えてみると

答えは 59歳だから、でした

もう人生の行事の殆どが終わっています
20代の結婚や出産
30代で家を建てたり
マンションを買ったり
子供を良い学校に合格させて
そんなことの全てが終わっているのです

皆んなが もうすぐ還暦な
ただの1人の女性になっている
だから やっと
私も皆んなと共に集まれそうです

卒業して数年間は
誰がどんな職業の男性と結婚した
という噂で持ちきりでした
綺麗な友達が
17歳くらい年上のお医者さんと
結婚した時は
あ〜、やっぱり美人は違うな
と 羨望の眼差しだったけど
今の私たちの年齢に 17を足したら、、

揶揄する意味で言ってるのではなく
もうそのくらい
還暦になると 人生の煩わしいものや
羨ましいものの
何もかもから
解放されるってことです

残っているものがあるとしたら
親の介護くらいですかね

考えてみたら メールをくれた友達とは
1番交流が深かったです
出席番号が たまたま並びだったので
最初に話しかけてくれた人が
その人で
今も変わらず フレンドリーな人

私の元ダンナさんは お酒が大好きで
その友達もお酒が好きで
しかも強いから
なんと2人は 私を通して仲良くなった
"飲み友達"でした

何往復か
メールをした後に
「今度、2人で会う計画をしようね」
と 言われたので

まさか飲みに行くのかと
 戦々恐々ですが
(;´д`)

会いたいと思ってくれる人には
積極的に会わなければと
マジで思う
人生も後半だからね

相手の希望に合わせて お店を決めて
懐かしい友達とのひと時を
楽しんできます