これも
SNSの推し本です

初版は 1991年だから
意外と古い本でした

こんな推理小説があるなんて
全然知らなかったです

で、本当に面白いらしくて
めちゃくちゃ期待して
読み始めたのですが
はい、おっしゃる通りの一気読みでした

舞台は 大分県です

犯人は ラストまで
絶対にわかりません
どんなに推理力がある人が読んでもです

なぜなら わからないように
著者がひと工夫して
書いているから
なので
読者は 本の最後に
衝撃的な トリックの種明かしを
披露されることになります

この本は読んで 何かを得ようなんて
類いの本ではなく

もうただひたすら どっぷりと
ミステリーの世界線に浸るのみ

しばし 現実世界から離れて
臨場感溢れる描写により描かれた
十角館という
建物の中で
 繰り広げられる殺人事件を
次は 自分の番かもしれないという
焦燥感に苛まれながら
必死に 犯人探しをする登場人物たちと

共に その舞台に
降り立ってほしいです

これぞ、まさに the推理小説
ガチで
おすすめです