人生で 一度は

読んでおいた方がいい本


だったかな

SNSで 強くオススメされていたので


それなら読んでみようと思い

中古本を

購入しようとしたら


おいおい、聞いてねーよ

まさかの全3巻(;_;)


まぁ、でも 読むと決めたんだから

買いました

上の前半までは ちょっとした苦行でした

面白くなくて

なかなか先に進まない

でも そこからは一気に

"韓ドラ"状態へ


先が気になるから もっと見たいけど

もう寝ないと明日仕事だし

みたいなアレです


内容をざっくりいうと 今から千年後の日本で

今現在の私たちは

"古代"の人という設定


千年後の人間は 神の力である呪力を
授かるようになり
1人1人が 核爆弾並の破壊力を持つ
そうするとどうなるのか
人間は 私利私欲の塊なので
当然ながら
あっという間に
エゴによる殺し合いが始まり

1億人の人口は 数万人にまで
減少します
そこで呪力と平和を共存させるために
人間同士で戦わないように
遺伝子を操作し
そのような教育を受けさせるのですが

バケネズミという敵が現れ
というストーリー

序盤から ずっと戦闘シーンが描かれていて
その戦い方は様々で

石器時代のようであったり
まるで戦国時代だったり
或いは 最強の細菌兵器だったり

このように バラエティーに富んだ
戦闘シーンを見せるのは
筆者が こうして我々人間は
ありとあらゆる手段で
愚かな殺戮を繰り返してきたでしょ❓と
語りかけているんだと思いました

結局、3作を通して
ずっと問われている課題は
人が 人の命を奪うことは
そこにどんな大義名分があろうと
決して 名誉でも
評価されるべきことでもない、ということ

人生で一度は読んだ方がいいのかと
訊かれたら
なにせ長いので
どなたにでもとは勧められませんが
しばしこの 新世界の独特な世界線に
浸ってみようかなと
思える方は

物語は 非日常のようでいて
実は 私たちの身近に潜む
"殺戮の無意味さ"を
題材にしていて
 人として考えておくべきことに
改めて向き合えるので オススメです