そもそも
姪っ子ちゃんに接近したのは

好奇心でも何でもなく

とにかく 薬から
離脱させてあげたかったから
目的はそれだけです

だから メンタルの問題は
避けて通れない
でも周囲に 精神科に通う人がいないので
どのように接すればいいのか
見当がつきません

恐る恐る訊きました
「どんな感じの気持ちになるの❓」

「んー、、罪悪感というか
何もかも自分のせいだって思っちゃう
私が悪いんだって」

「そうなんだ、、精神科の薬って効く❓」

「あぁ、それはもう全然違うよ
朝起きなきゃと思っても
身体が動かなかったのに
薬を飲んだら フツーに起きられたから
本当に嬉しかった」

凄すぎる、薬の効果
(@_@)

やっぱりちゃんと病院に行って
治療してもらうって
大事ですね、痛感しました

「人の機嫌が悪いのも気になる
私のせいかなって
家にいても 
ずっと気を使っているから疲れる」

「そんなのほっとけばいいじゃない
自分には関係ないって割り切っちゃえば
だって、こちらがどんなに頑張っても
その人がどう判断するのかは
その人の意思なんだから変えられないよ」

「1日中手を洗う強迫性障害なら
洗うのをやめるとか
できるかもしれないけど
私の場合、頭の中でずっと考えてるから
終わらせることができない」

「なるほどね〜
姪っ子ちゃん、優しいからね」

「その人が思っていることがわかるから」

この時に初めて知りました
姪っ子ちゃんは
うちの長男と同じく視える人だった

長男は 相手が隠していること
嘘をついていることが
全てわかります
なので職場では 子供との面談を
担当させられているそうです
子供が本当のことを言っているかどうか
長男なら
わかるからというのが理由

私も言われました
「お母さんがこれまでついてきた嘘は
すべてわかっていた
わかっていて
騙されるフリをしていた」と

姪っ子ちゃんもまさしくそれで
相手の本音が読めるから
そして優しいから
自分の気持ちを押し殺して
相手の希望に合わせてきたようです

そうです、その相手とは
姪っ子ちゃんのお母さんである
兄嫁さんでした

幼い頃から 姪っ子ちゃんを
全肯定して
育ててくれたそうですが
姪っ子ちゃんは お母さんの本心が読めるから

口で そう言っても
本当はこう思っているという葛藤に
苦しめられたそうです

たとえば 服を買う時
「姪っ子ちゃんが好きなら買えばいいよ」 
と 兄嫁さんは言うけど
本心ではそう思ってないことが
わかるから
「お母さんが喜ぶ服の方を選んだ」と

何を選択するにしても 全てにおいて
姪っ子ちゃんは
お母さんの本心を読み
そちらに従って生きてきた

何かの代償行動だったのか ひたすら勉強して
ひたすら100点をとって
ひたすら貯金して
それらは 強迫観念によるものなので
時には過食になり
食べては吐いたりして
そりゃ、いつかは壊れますよね

そして さすがの私も訊けなかった
自らの命を、の話を
姪っ子ちゃんは
自分から話してくれました

実際に 生死の堺をさまよった時に
そこから姪っ子ちゃんを
救い出してくれた人がいたそうです

それは なんと
想像もつかなかった人

亡くなった私の父でした (゚ω゚)