食事もコーヒーとケーキも
トイレも済んだら

あとはひたすら
焚き火を囲んで 星野さんと話す

本当にどーでもいいような
他愛もない話を
続けました

たとえば「得意な科目は何だった❓」
みたいな

「数学、数学だけは神が降りてきた」
と 星野さん

「じゃあ、苦手な科目は❓」

「英語かな、、暗記系は苦手だったな」

落ちこぼれだったから
成績をカバーするために
生徒会の活動もしたそうです

「この時に培った人をまとめる力が
今の仕事に役立っていると思う
はっきりわかったのは
俺は ナンバー2なんだってこと
2番手で その場の人間関係を
まとめるの才能があるって気づいたんだよ」

ナンバー2なんだ、意外です
曲がりなりにも
経営者だからリーダー気質かと

ざっくりイメージでいうと
トップは 決断力がある人
2番手は 現場をまとめる力がある人
フォローが上手いというか

あぁ、だから
と思いました
だから 私はこの人と合うんだと
私は才能も知性もないけど
どうしようもなくエラソーな性格で
なんだかんだ
 2番手になれそうでなれない
だからなのか トップ陣の男性とは
ウマが合わないし
年上男性と会話が続かない原因かも

雑談しながら ジワジワ深まってくる
星野さんへの理解
思いの外 、繊細な人だということにも
気づいて
とにかく気配りがすごい

なので ふと思いました
LINEのIDを交換しないのは
 こちらに気を使って 
控えているだけかもと

だから 思い切って
「LINEの交換ってダメかな❓」
と 訊いてみると

「全然いいですよ、だから前に会った時に
言ったじゃない
男は(アプリは)有料だって」

やはりそうだったのか
この前、そんな気がしたんだよなー
でも ハッキリ言ってくれないから
こちらも遠慮してしまった
それならそうと
早く言ってくれればいいのに

「交換しようって言わなかったから
プライバシーを
気にしているんだと思っちゃった」

「全然」

QRコードを使って LINEを交換すると
星野さんから
"ありがとう"のスタンプ

やっと念願のLINEです

フルネームじゃなかったから
ついでに「よかったら名前も教えて」と
漢字で教えてもらいました

いつも 誘い方が遠回しなのも
この 控えめな性格ゆえかと
謎が解けると同時に

嫌な予感もした
もしかして星野さんは 控えめだから
私から告白されるのを
待っているんだろうかと

それだけは どうぞご勘弁
男なんだから
ビシッと決めてほしい

気がつくと 辺りのテントは暗くて
静まり返っている
そう言うと
「そりゃそうだよ、もう0時だから」

時計を見てびっくり (゚ω゚)
本当だ
あまりにも話に熱中して
時間が経つのを忘れていました

星野さんは少ない荷物を
簡単に片付けると
寒いから
「明日の朝のために 薪を置いて行こうか❓」

「ううん、朝は焚き火しない」

納得したように頷いて
「じゃあまた」と帰って行きました

翌朝、5時


0.1℃ 寒いはずです

天気は 曇り空

チーズのホットサンドを
作ろうとして
ホットサンドメーカーを忘れたことに気づき
仕方なくストーブでパンを焼きます



手抜きな朝食

この後、片付けしていたら
ホットサンドメーカーを発見しました(;_;)

さて、この日は
午後2時から
直人さんとお茶する約束をしています

9時くらいに撤収を終えて
家に帰ってきました