夏休みの宿題などで出される読書感想文というのは今も手書きで書かないといけないものなんでしょうか?
そこのところはちょっと自分ではわからないのですが、こういう作文の課題というものは字数制限がついているんじゃないでしょうか
「原稿用紙5枚程度で」などのような指示があるかと思います。
「原稿用紙5枚分」など、原稿用紙を基準にした字数制限をつけられた場合、何文字書かないといけないのかというのはすぐに計算できますね?
原稿用紙1枚は、1行20字のマス目が20行ありますから、20字×20行=400字を書くことができます。
ですから、原稿用紙3枚分は1200字、原稿用紙5枚分は2000字とわかります。
ところが、たとえば大学の授業で書かないといけないレポートとかになると、字数制限を原稿用紙の枚数で指定されないことも多くあり、そのかわりに「A4用紙3枚以内」などのように指示されることがあります(もちろん「●字以内で」などのように指示されることもあります)。
大学のレポートや社会人がつくる書類になると、手書きではなくパソコンを使って書くのが主流になります。
また、日本語の文ならともかく、英語に関係する授業の場合は英文でレポートを書かないといけないというものだってあります。
ですから、A4用紙の枚数で指定されることがあるわけですね
では、このA4用紙1枚にはどれぐらいの分量が書けるのでしょうか?
日本語だったらまだしも、英文の場合だとさらに書ける文章量がつかみにくいでしょうね
もちろん、紙1枚にどれぐらいの量を書くのかという設定をパソコンで変えることができますから、「絶対これぐらいしか書けません」というのはないので、ワープロソフトのMicrosoft Wordの初期設定のもので書くことにしますね。
日本語だったら初期設定でA41枚に40字×36行=1440字書くことができる設定になっています。
A41枚で原稿用紙およそ3枚半の分量が書けちゃうんですね
そして、英文の場合なら、改行など入れないで文をつなげて書いていった場合は500~600語ほどの単語を書くことができるそうです。
改行を入れて段落の間を1行あけながら書いていった場合は400~500語ほどと言われています。
これだけだと、どれぐらいの量かちょっとイメージがわきづらいですよね
たとえば、英検3級のライティング問題では25~35語程度、準2級のライティング問題は50~60語程度、2級の場合なら80~100語程度、一番難しい1級なら200~240語程度の語数制限となっています。
TOEICにもWriting Testというのがあり、「意見を記述する問題」については300語以上書くといいと言われています。
これらと比べてみると、A41枚にかなり長い英語の文章を書けることがわかりますね。
これを利用すると、英検やTOEIC Writing Testの対策ができそうですね。
たとえば英検準2級のライティングだったら、英検準2級の問題サンプルや過去問を見ながら、A4用紙のおよそ10分の1ぐらいの分量の英文を書いたらいいというわけです。
どれぐらいの英文を書いたらいいかという感覚をつかむいい訓練になることかと思います
ちょっと話が脱線しますが、Microsoft Wordを使って英文を書いていったら、わざわざ自分で英語の語数を数えなくても勝手に表示されるのは知っていますでしょうか?
初期設定で画面の下のほうに表示されるようになっていたはずなんですが、もし表示されていないという場合は、「校閲」>「文章校正」>「文字カウント」で確認してください
もちろん、英検やTOEICなどを受験しているときは自分で数えないといけませんから、英検やTOEICの勉強でこの機能に頼りすぎないようにしてくださいね
ちなみに、海外ではあまりA4サイズなどというのはあまり言わないようなんです。
これを書いていくと、この記事が長くなりすぎちゃう気がするんで、この話はまたの機会にいたしましょう