企業のキャッチコピー | 苦手を克服!得意をもっと得意に!中学・高校英語がわかる講座

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NO MUSIC NO LIFE。

このことばを聞くと、何を思い浮かべますか?

タワーレコードを思い浮かべる人が多いと思います。

 

では、なんでタワーレコードを思い浮かべるんでしょうか?

「NO MUSIC NO LIFE」というのが、タワーレコードのキャッチコピーだからですよね。

キャッチコピーは、消費者に覚えてもらうためのとっかかりとして、企業が一生懸命に考えたことばです。

「NO MUSIC NO LIFE」は、キャッチコピーの成功例のひとつといえるでしょう。

 

もちろんいろんな企業がキャッチコピーを考えてるわけなんですから、キャッチコピーはこれだけではありません。

というわけで、今回は企業のキャッチコピーを見ていきたいと思います。

とはいっても、これは英語についてのブログなので、英語を使ったキャッチコピーだけを見ていきます^^;

 

・Drive Your Dreams

まずはトヨタ自動車です。

日本のトップの自動車企業と言われていますよね。

このキャッチコピーもおそらく聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

 

このキャッチコピーの意味はわかりますか?

中学英語レベルの単語しか使ってませんから、「わかるに決まってるだろ」と怒られるかもしれませんが、「あなたの夢を運転する」という意味ですよね。

「運転する」という単語を使うところが、なんとも自動車企業らしいですね。

 

・Quality for You

これは三菱UFJ銀行です。

この銀行の口座を持ってるという中学生・高校生の人も多いと思います。

「こんなキャッチコピーあったっけ?」と思われたかもしれませんが、CMをよーく見てみてください。

15秒か30秒ほどのCMの最後に三菱UFJ銀行のロゴマークが出ると思いますが、そのロゴマークの上にQuality for Youという英語が書いてあります。

 

qualityは「品質、質」という意味なので、このキャッチコピーは「あなたのための品質」ということになります。

「あなたの資産のためにお役に立てるサービスを提供いたします」という企業の姿勢を伝えようとしているキャッチコピーなんですね。

 

・Changes for the better

これは三菱電機のキャッチコピーです。

さっきは銀行でしたが、こっちは家電メーカーです。

ひょっとすると、この企業のつくった製品が家にあるという人も多いんじゃないでしょうか。

 

このキャッチコピーの意味もなんとなくわかるかもしれないですが、「より良いものへの変化」ということですね。

「どんどん良いものをつくっていきます!」という姿勢を示したキャッチコピーです。

the+形容詞の形になると「~な人」「~なもの」という意味をあらわしますから、the betterで「より良いもの」という意味になるわけです。

これは高校英語で教わることですので、忘れてたという高校生の人がいましたら、ここで覚えちゃいましょー!(^_^)/

 

・Leading Innovation

東芝のキャッチコピーがこれです。

日曜日に『サザエさん』のアニメを見てると東芝のCMが流れますから、このキャッチコピーを目にしますし、このキャッチコピーが読まれもしてますよね。

「『サザエさん』を見てこのキャッチコピーを知った」という人も多いと思います。

 

このキャッチコピーでは高校レベルの単語しか使ってないんで、そこがめずらしいキャッチコピーだなあ、って自分は思っています。

leadは「~を導く、~の先頭に立つ」、innovationは「革新」という意味ですから、「革新の先頭に立つ」ということが言いたいわけですね。

自分がほかの企業より先にどんどん新しいものをつくっていくということを伝えようとしてるんでしょうね。

 

・Inspire the Next

これも聞いたことがあるかと思いますが、日立のキャッチコピーですね。

「さっきから家電メーカーのばっかりやないかい!( `ー´)ノ」と思われたかもですが、今の時代、家電メーカーは海外にも営業の範囲を広げています。

だから、海外でも通用し、日本国内でも理解されやすいものを考えるという方向になってしまいがちなんですね。

 

inspireの意味がわかれば、このキャッチコピーの意味はわかりやすいですね。

「~を触発する、~を応援する、~を活気づける」の意味の英単語でして、the nextはさっきふれたthe+形容詞の形と同じと思っていいでしょう。

つまり、「次の人(=次世代)を活気づける」という意味がこのキャッチコピーにこめられていたというわけです。