過去形や語順は日記におまかせ! | 苦手を克服!得意をもっと得意に!中学・高校英語がわかる講座

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英語が苦手だ、よくわからないという中学生・高校生のみなさんに学校の授業よりもわかりやすくポイントを説明したり、英語が得意になるような勉強法を紹介したり、スラングなど英語の雑学を教えるブログです。英語についての相談にも応じますよ!

今回は中学生の人にピッタリの文法の勉強法を提案です!

かなり基本的な文法をマスターするのにピッタリじゃないかと思います。

 

今の中学生は、小学校でも英語を習っているかと思いますが、文法をじっくり勉強しはじめるのは中学に入ってからかと思います。

その勉強したてのときに言われることが、「英語と日本語では語順がちがう」ということじゃないでしょうか?

日本語はまず主語からはじまり、最後は述語が来て終わるという語順ですが、英語は主語からはじまるのは日本語と同じですが、述語にあたる部分(動詞)は主語のすぐあとに来ます。

英語が苦手な人の中には、この語順のちがいに慣れにくいということがあるかと思いますが、どうでしょうか?

 

それと、中1の終わりあたりから中2のはじめあたりの人たちを悩ませる文法が過去形です。

現在形や現在進行形だけでもアップアップという人にとって、さらに過去形まで現れるのは、「泣きっつらにはち」状態でしょう。

さらに、edをつけるだけじゃすまない不規則動詞まで登場してきますが、これを覚えるのは英語が得意な人でも「ちょっとめんどうかな」と思うんじゃないでしょうか。

 

参考書とかを広げてブツブツ念仏のように唱えて覚えるのもいいですが、感覚的に覚えることができたらいいですよね。

そこでおすすめなのが日記なわけです。

 

英作文の問題とちがって、日記は別に長い英文を書く必要はありません。

3単語~5単語という短い英文でいいんです。

それを3文程度書くだけというのでもいいんです(日によっては「今日ってあんまり書くことがないなあ」っていう日があると思うんで)。

 

しかも、メインは英文の語順に慣れることと、英語の過去形(規則動詞・不規則動詞両方とも)に慣れることです。

日記は今日あった一日のことを書くわけですから、当然過去形を使った文がほとんどなはずです。

さらに、短い英文でもいいという形式でのぞめるんで、英語の「誰が、どうする、何を」というような語順になるという感覚を集中して身につけることが可能です。

だから日記がおすすめなんですね。

 

とくに日記に書くような文では不規則動詞を使うことが案外多いんです。

たとえば、天気に関係するようなことで、「今日は晴れていた」はIt was fine today.、「今日は暑かった」はIt was hot today.のように、be動詞の過去形が使われます(しかも天気のことを述べるときはitを主語にするということも、この文を書くことでマスターできます)。

「~へ行きました」と行った場所のことを書くときは、go(行く)の過去形のwent、何か買い物した場合はbuy(買う)の過去形のbought、誰かに会ったり会いに行った場合はmet(meetの過去形)かsaw(seeの過去形)が使えますし、何か食べたことについて書くならeat(食べる)の過去形のateを使えばいいんです。

 

日記に書くようなことは上のこと以外にも、何かテレビ番組を見たならwatchedが使えますが、これは規則動詞ですね。

でも、規則動詞まで含めたら、こんなふうに日記のネタにできそうなことがいっぱいあります。

ですから、日記を書くと規則動詞・不規則動詞を感覚的に身につけることができますね。

「goの過去形はwent、buyの過去形はbought…」と覚えるよりも、よっぽど覚えやすいですよね。

 

ちなみに、日記へのネタにはほかにも寝起きについて(何時に起きた、何時に寝た、今日は寝坊した、など)、気分について(うれしかった、悲しかった、など)、本を読んだ、音楽を聴いた、勉強した、趣味や部活でこういうことをした、などがあります。

ほかにもいろいろあると思いますが、そう考えると、けっこう書けそうじゃないですか?

特にこの春新しく中学2年生になるというみなさんは、いかがですか?