M氏から土曜日にお出かけしようと誘いがあり、少し考えた結果、キハ40が導入されてからまだ行ったことのない小湊鉄道に乗って養老渓谷へ行こうと予定を立てた。
東京から総武線快速と各駅停車を乗り継いで五井へ。
五井の基地には5両あるキハ40のうち、3両が見られた。
小湊鉄道の乗り継ぎまで時間があるので駅周辺を散策する。
(五井駅東口)
(五井駅西口)
東口、西口とも広々とした駅前広場が整備されているが、閑散としている。おそらく西口の方が古くから栄えていたように見える。
(五井駅西口駅前広場)
東口側へ戻って「こみなと待合室」へ。
(こみなと待合室)
軽食やドリンクが買えて、涼しくゆったりと時間待ちができてありがたい。もちろん、小湊鉄道グッズも販売している。
11シ時17分発の列車が入ってきたので、五井駅へ。
(キハ40)
ラッキーなことにオリジナルカラーの車両が来た。最近ではこの塗色を「タラコ色」というが、もともとは国鉄時代に「首都圏色」と言われていた。キハ40系列はデビューした時にこの色であったので、これが一番合っていると思う。
車内の造りはオリジナルの雰囲気を残していて好ましい。
デビュー当時にはなかったエアコンが装着され、全開出来た2段窓はストッパーが追加されて、あまり開けられなくなっている。
シートモケットは替えられているが、形状と頭持たせ兼手すりは、国鉄時代に全国どこでも見られた懐かしいものだ。
五井を出発する。以前はロングシートの200形ばかりで平凡な田園風景が続くが、クロスシートからの眺めは旅行気分が盛り上がって良い。途中の里見駅で10分停車があり、軽食や飲み物の販売もある。おにぎりはまだ暖かくて、おいしかった。
(里見駅で軽食等の販売がある)
(里見駅)
一日乗車券を購入したので養老渓谷で降りずに、終着の上総中野まで乗り越す。
上総中野ではいすみ鉄道に接続して、大多喜方面へ行ったり、房総半島を横断することもできる。
(上総中野でいすみ鉄道と対面)
(上総中野駅)
時間が止まったような上総中野駅。
(2015年5月4日撮影の上総中野駅)
2015年に訪れた時はいすみ鉄道のキハ28やキハ52が目当てであった。
(2015年5月4日上総中野駅のいすみ鉄道キハ28、キハ52)
続く