「書店減少」嘆くのにネットで本買う日本人の矛盾」という記事があった。Amazon等のネット通販の伸長により書店が廃業に追い込まれている現象を取り上げて、一人一人が書店ではなくAmazonで書籍を購入する、という選択の積み重ねが廃業を招いている。自分の行動(お金の使い方)がどのように社会とつながっているかを考えて行動することが必要と説いている。
私もその通りだと思っているし、極力そのように行動している。しかし、この記事や著者の本をどれだけの人が読んで同感して行動に移すかとなると、はなはだ悲観的になる。それでも、記事で紹介された本を仕事帰りに購入した。

(田内学著 きみのお金は誰のため)

書店でこの本が買えることが今では恵まれた環境であるなら、極力Amazonに頼らずに、書店で本を買おうと改めて思う。