ボディーコーティング加工のためシビックをロッソコルサへ持ち込む。どれだけ美しくなるのか楽しみである。5ナンバーサイズに収まっているシビック(EP3)は現代の基準ではコンパクトだが、ロッソコルサではプジョー106、シトロエンサクソ、ランチアインテグラーレなどが多勢なのでこの中では大きく見える。調布駅までお店の車で送ってもらえるが、今日は天気も良く散歩日和でもあるので布田駅まで歩いてみた。10分ほどだったので大した距離ではない。

京王線に乗車して新宿へ。小田急百貨店で遅くなったが歳暮を購入する。もうかなり以前から購入履歴が管理されているので、キー番号を訊かれると過去履歴が参照され、送付先を伝えるのに手間要らずで時間をかからない。

新宿まで来たので、先月30日に改称した相鉄・JR直通電車に乗ってみることにする。

(JR新宿駅でもいくつか掲示があって盛り上げている)

(2番ホームは相鉄線専用ホームのようだ)

JR側でもきちんとPRがされていて歓迎ムードが感じられ、ホッとした。直通電車は1時間に4本程度と本数は少ないが、新宿駅の構内案内やホームの行き先掲示板に「相鉄線」や「海老名」の名前が表示されるPR効果は大きいだろう。神奈川県内ローカル鉄道だった相鉄線があたかも新宿駅まで路線を伸ばしたに等しい。

直通電車自体はまだ空いているが、先頭部は自分も含め初乗りのお客で混雑している。相鉄12000系電車が来るとギャラリーは更に増え、この感じは新幹線500系やSL列車に乗ったときの注目度に近い。

(相鉄12000系が入線)

(先頭部にはギャラリーが集まる人気車両だ)

海老名ゆきに乗車し、先頭かぶりつきで前方を見ていると、新宿から大崎を経て武蔵小杉までは埼京線や横須賀線、湘南新宿ラインと同じだが、武蔵小杉を出るとポイントを右側に曲がり、新川崎駅を左側にかすめて南へ向かい、鶴見駅の先でトンネルに進入する。長いトンネルを出ると左側に貨物専用の横浜羽沢駅がありすぐに左へポイントを曲がって地下の羽沢横浜国大駅に到着する。ここでJRと相鉄の運転手が交替し、発車すると西谷駅はすぐである。西谷からはもう見慣れた従来からの相鉄線で西谷までの快速ぶりとのギャップもまた楽しい。武蔵小杉から羽沢横浜国大までは新線ではないが、今まで旅客列車は一部の湘南ライナーしか走っていなかったので車窓の眺めが新鮮である。これは楽しい小旅行であった。