今日は小田急がダイヤ改正して最初の平日である。新百合ヶ丘と新宿の間の所要時間が朝方ラッシュ時においても従来より10分以上短縮して28分となった。

本当に時刻通り走るのかと疑問を持ちながらも期待して7時47分の快速急行に乗った。従来快速急行は新百合ヶ丘と下北沢の間が無停車で気分のいい走り方だったが今回の改正から登戸にも停車するようになった。最前部から様子を見ると新百合ヶ丘と向ケ丘遊園の間は先行電車が詰まっていて速度が出ない。今回の改正でこの区間はダイヤがますます稠密になり踏切も開き難くなったと思われ、各踏切には作業員が立って監視している。
登戸で多くの乗客を詰め込んで発車。登戸では各駅停車とほぼ同時発車、成城学園前まで1本、成城学園前と経堂の間で1本、経堂で準急と各駅停車を抜いて新宿までに4本の緩行線電車を抜いたようだ。乗客で溢れた成城学園前を通過するのは圧巻であるが朝方に多くの快速急行が成城学園前を通過する今回のダイヤをいつまで維持できるのかとやや心配になった。
予想通り代々木上原の手前で先行電車が詰まり駅間で停車した。新宿方面も千代田線方面も先行電車が停車中で、早く出ればいいのになと思ってしまう。それでも新宿には定時の8時15分に到着し本当に28分の走りであった。乗客の多い月曜日ということ考慮すれば本当に素晴らしい。よくやった小田急!
なお、帰りは19時頃新宿を出る快速急行であった。この時間は改正前は相当混んでいたが増発の効果が顕著で明らかに混み具合が減った。朝と同様に快速急行は速くて爽快ではあるが、運行列車が増えたために複線区間で残った登戸と新百合ヶ丘間は隘路となりノロノロ運転であった。今回のダイヤ改正で混雑は減少し朝方でも日中と同じスピードが維持されるなど文句のない内容である。これだけ快適度が上がると他社線からの転移も増えて混んでくるだろう。そえでも改正前のひどい混雑状態には、戻らないことを願う。