ジロは退院のあと、
しばらく自宅療養してから
登校することにしました。
ジロは入院中も、
始業式に間に合わないことを嘆いていましたが、
私が〇日から登校しよっか、というと、
じゃあその前日の夕方に学校にいくのはどう?
荷物が重すぎるから、
それをいきなり全部持っていくと〇日が
大変だから
前日にもっていきたい
と言いました。
なるほど~~~~
ほんと先のことを
いろいろ考えるの得意だね!
学校の先生に連絡すると、
快く承知してくれて、
時間取ってくれるというので、
ジロと二人で伺って、
ついでに体育祭のことも相談してきました。
ジロの学校は後2週間くらいで
体育祭です。
まだまだ暑いし、
朝から15時過ぎまでお弁当ありで
拘束時間が長い系。
小学校は支援級の子は、
途中で抜けてクーラーの効いた部屋で
涼んでいてもOKでしたが、
中学校はそんなことありません。
ジロがまだ体調万全でないので、
どういう形で参加できるか相談しました。
先生はジロの入院までの経緯を聞き、
「本当にヘルプを出すのが苦手」
「自分の体調を理解するのも苦手」
というのを実感されたようです。
無理しなくていいからな。
あ、体調が戻ったら、
そりゃーもちろん、チャレンジするのは
大事だし、
多少無理するのもありだけど、
今は違うぞ。
無理しない方がいい。
ちょっとでも「あ、今の体調では無理かな?」
と思ったらやめよう。
・・・と、ジロに丁寧に話していました。
ジロが先々のことをいろいろ考えて
準備する派であること
人に助けを求めるのが苦手なこと
体調不良中でも日記を書こうとすること
宿題も全部やり、余裕をもって最終日を迎えるタイプなこと
ともかく決められたことを守ろうとすること
ジロ、すげーな。
先生だったら、夏休みに2回も高熱出して、
そんな入院までしちゃったら、
もう宿題なんていいや、ってなっちゃうぞ。
ほんと、ジロはまじめなんだなぁ~~~~
先生はしみじみ言っていました。
そうなんです
数検も受けられなかったことを
とても残念がるので、
学校で受けるのは年に1度ですが、
違う会場では年に3回受けられるらしく、
そちらを再度申し込みました。
目標を持ち、それに向けて努力すること
決められたことを、きちんと遂行すること
先々を思いめぐらし、そのために準備すること
このあたりは
ジロのいい方の特性であり、
強みでもあるので、
大事にして、
褒めて育てていきたいです。