タロジロは夏休みになりました。

 

 

夏休みと言えば通知表。

ごくごく普通の成績のジロですが、

初めて数学に「A]がついて

私だけ少しうれしかったです。

 

 

ジロは支援級にいるので、

支援級の宿題が出るのですが、

これが・・・

 

・・小学生レベルの宿題です。

 

 

小学生レベルの宿題というのは、

内容がまさに小学生で、

漢字とか、小4?小5?

というのを書くドリルです。

 

 

(もちろん支援級なので

そういう宿題が出ることを

否定するつもりは一切ありません)

 

 

うーん、これはやらなくていいんじゃないかなぁ。

ジロ、今度漢検3級受けるんだから

そっちやれば十分じゃない?

 

 

でも、先生がやってきてねって言ってたよ。

 

 

まぁそうだろうけど、

今度三者面談あるじゃない?

その時聞いてみるよ。

昨年も、きいて、

「ジロくんは中学生レベルの勉強をしているから

やらなくてもいいですよ」って

先生言ってくれて、

そうしたよね。

 

 

でも、去年、夏休み明け、

先生に、

「宿題やってこなかったの?

やってきてっていったじゃん」

って言われたよ。

 

 

ええ?

それって●●先生?

 

 

ちがうよ、△△先生。

 

 

じゃあ、●●先生が

他の先生に言わなかったんだよきっと。

今回は他の先生にも言ってっていうよ。

 

 

そんなに僕、支援級の宿題

やらない方がいいのかな。

 

 

いや、そういうわけじゃないけど。

ジロがやりたかったらやってもいいよ。

 

 

超簡単だし、ささっとやっちゃうよ。

そのほうが早いと思う。

 

 

 

おぉ~

ジロにしてはまともな意見と理由で

結論が出ましたポーン

 

 

 

そうだね。

じゃぁ、勉強始めるときに使ったらいいよ。

慣性の法則があるからね。

 

 

 

慣性の法則?

中3理科の教科書に書いてあった。

 

 

ほら(一瞬で出してくる)

物理のとこ。

静止している物体は制止し続け、

動いている物体は等速直線運動を続ける、って。

 

 

そうそう。

ほら、めんどくさいことをする時ってやる気だすの

大変じゃない?

静止している物体は制止し続けるってやる。

横になってたら起き上がるさえ、大変(笑)

 

 

だから、超簡単なことをやるってことにしておけば、

起き上がろうと思うし、

起き上がれば歩いて椅子に座って、

超簡単な宿題を始められる。

 

 

そして、超簡単な宿題を始めてさえいれば、

慣性の法則に従って、

そのまま勉強をつづけられるから、

めんどくさい数学の問題も解こうと思えるってわけ。

 

 

じゃあ僕、それに

この支援級の問題使うね。

先生も、

毎日1~2ページずつやってくださいって

言ってたし!

 

 

 

素直だなぁ、ジロって。