ジロの定期試験が迫っています。
範囲表を二人で見ているときに、
社会に
「プリント 歴史５～７ 地理８～９」
みたいに書いてあるのを見つけました。
プリントだって。
ジロ、持ってる？
いや。持ってない。
でも書いてあるけど・・・
休んだ時に配られたのかなぁ～
ほら、支援級で三者面談があって
早帰りの日が何日かあったね？
その時にみんなもらったのかなぁ・・・
そうかなぁ。
ともかく、ジロ、もらってきてよ。
先生に言ってさ。
わかった。
次の日にジロが言いました。
「先生に、プリントくださいって言ってみたんだけど、
なんかわかってもらってない感じだった。
何のことかわかんないといわれた」
ええ
何のことかよくわからないってどういうこと
それでよくみたら、
プリントの名前は「積み上げプリント」でした。
次の日に再チャレンジ。
「先生、よくわかんない感じだった。
わかってもらえなかった気がする・・・
確認してみるとか言ってた」
ええ
ちゃんと「積み上げプリント」っていった？
うん。
その次の日
「先生、歴史だけプリントくれた。
地理はわからないんだって」
ええ
地理がよくわからないとはどういうことだか、
さっぱりわかりません
ジロが間に入ると本当に
事態がよくわかりません。。。。。
☆
それで英語のテスト対策をしていた時。
英語はジロ、授業は受けてなくて
テストだけ受けるので、
なかなか難しいものがあります。
机の中に（偶然？）入っていたプリントで
fact（事実）とopinion（意見）を確認しながら
スピーチをしよう！というのがありました。
よし、それをやってみよう！
ここで、有名な、
「それはあなたの感想ですよね？」の話をしてみました。
ファクトとオピニオンのたとえとして。
私が、ひろゆきの物まねを披露したら、
ジロが珍しく顔をしかめて言いました。
なんか・・・
そういう話し方は好きじゃないな・・・僕。
なんか不愉快な気がする・・・
そうそう！！それが感想！！
ひろゆきの話し方が不愉快だ、というのが感想！
ジロは、家族を紹介する文章にしていました。
I’ll tell you my family.
僕の家族は４人家族です（事実）
兄は高校三年生、母と父は会社員です（事実）
僕の家族は、親切で、仲良しです（感想）
あなたは僕の家族が好きになると思います（感想）
I’m sure that you will love my family.
ねぇ、最後、いくらなんでも、
いいすぎじゃないかな？笑
堂々たる感想すぎ