通信制高校の

学校説明会に行ってきました。

 

 

親のみの学校説明会でした。

 

 

子供参加のものと

別にひらくわけは、

子どもに聞かせたくない話なのです、

ということで、

ともかく資料が秀逸でした。

 

 

 

私は、

学校説明会というのは

冗長で、

資料に書いてあることをひたすら読むだけで

退屈なものと認識していましたがガーン

 

 

今回は

資料が非常に細かく

データや補足説明であふれているので

読みごたえがあり、

楽しかったですニコニコニコニコ

 

 

最初の説明から

納得のいくものでした。

ほほー!なるほど、と。

腹を割って話してる感じ…

 

 

曰く。

 

 

うちの学校は最初は

不登校のお子さんをメインで作られました。

学校にいけないお子さん。

どちらかというとヤンチャな感じの

お子さんたちです。

 

ただ、10年前くらいから

通信制高校がたくさんできて、

もっと簡単に単位が取れて

学校に行かなくてもいいという高校も

たくさんできました。

なのでヤンチャな感じの不登校のお子さんは

そちらに流れて、

今は、

生徒のほとんどが発達障害のお子さんです。

 

 

別に発達障害児用にするつもりではなく、

何となくそうなったのです。

 

 

うちの学校は、

学校に来ることを求めますから。

週に5日、朝から夕方まで学校にいることを求めます。

もちろん工夫はあります。

それはこれからお知らせします。

 

 

うちの学校は、発達障害を抱えるお子さんが

現在9割以上います。

出席率は95パーセント以上、

退学率は2パーセントを切っています。

 

 

不登校のおこさんと

発達障害のお子さんで

学校のやることは同じです。

 

以下省略

 

 

いろいろデータを見せていただきました。

 

 

私がジロ向けの通信制高校として求めるもの

 

スター発達障害のお子さんが多い

スター友達作りに力を入れてくれる

スター先生が親身になってくれる

スター基本的な高校生レベルの授業

スター集団授業

スター小人数のクラス編成

スターイベントに参加するかは自由

スター旅行が卒業要件ではない

スタースクーリングが学校自体で完結

スター週5日、午後まで授業あり

スター先生が先生らしい

スター体育、技能系の授業が難しくない

スター全日制っぽい高校

スター制服あり

スター通いやすい、駅から近い

 

・・・のすべての条件を満たしていました。

 

 

すごーい。

そんなところあるんだ。

というのが率直な感想です。

 

 

まぁ・・・

もちろん入ってみたら

いろいろ齟齬はあるでしょう。

 

 

それはどこでもそうです。

 

 

でも基本的条件がこれだけそろっているのは

珍しいので、

今度ジロも連れて行って

気に入ってくれたら

ここにしようかな飛び出すハートと思います。

 

(あと1個見に行くところがありますが)

 

 

そして一番感銘を受けたのは、

最後のお話でした。

 

 

在校生のモニタリング結果です。

 

 

高校入学時に中学校生活について

書いてもらったものと

高1から高2にあがるときに書いてもらったものの比較

 

 

通常級出身者と通級出身者と支援級出身者

支援級出身者は交流のあるなしに分かれます。

 

 

簡単に言うと

支援級の交流なしが一番、

すべてにおいて安心して自己肯定感が強く

友達がいて、教師のサポートを得て

満足感が最高です。

 

 

交流するといろいろなものが少しずつ

落ちていきます(教師サポートを除く)

 

 

もちろん一番、

すべてにおいて満足度が低いのが

通常級出身のお子さん。

 

 

障害を抱えて通常級にいることが

いかに大変かを示しています。

 

 

が。

 

 

支援級交流なしのお子さんの自己肯定感の強さ

すべてにおいて満足度の高さは、

それはそれで、

幻想的なものです。

 

 

そんなに日々満足して暮らせるわけない。

多少不便で、困難で、

困って、悩むことも必要である。

その匙加減。

 

 

なるほどねぇーー

 

幻想の自己肯定感!

 

 

次はジロと行ってみます!