三川坑保存活用の提案・要望書を市に提出しました。 | ■まるごと博物館た~い! NPO法人大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ ブログ

三川坑保存活用の提案・要望書を市に提出しました。

たんと0号です。

三池炭鉱の戦後の主力坑で、三池争議や炭塵爆発事故の舞台でもある三川坑。
三川坑の保存は我々が2001年にNPOを結成した時からの悲願で2002年には2580人の保存要望署名を市に提出しました。
このたび、大牟田市が土地を取得し、保存されるということで、活用のための市民ワークショップも開催され、安心していました。
ところが、大牟田市としては老朽化し、崩壊しかかっている施設の一部を解体する提案をしている模様。
現在、その保存活用の審議会(ワークショップ開催母体)が断続的に開催されており、24日に最終の会議で年度末にまとめる予定ということでした。
そこで、建築物が非常に厳しい状況にあるのは充分に承知していますが、とはいえ、行政の手で遺産を壊すということもないと思い立ち、NPOで文案をまとめ、提案をしました。

西日本新聞の記事がこちら

提出した提案要望書はこちら(pdf、外部リンク)

今後の動向、どうなるかわかりませんが、できる限り、自らの手で壊すことなく、文化財として、またその記憶や操業時の動線がわかるように保存してほしいと思います。