かつて欲しいと思って、買えなかったレコードがある。沢山あるが、そのうちのひとつが泰葉のREVERSEDだ。興味を持ったが、単にお金がなかったから。

このレコードには、特徴がある。
針を内側の溝に落とすのだ。そして段々と外周に移動していって終わる。普通とは逆だ。

 

レコードは、回転速度が固定(角速度が一定)なので、外周の方は音がいい(線速度が高い)のである。逆に内側は音がいまいち(線速度が低い)だ。

音楽は最後に盛大に盛り上がるパターンが多い。だったら、一番盛り上がるところに、一番音質が良くなるようにする。こういう発想で作られたレコードだ。

前回のブログで泰葉を思いだした。

 

Yasuha - Fly Day Chinatown 海老名 泰葉 live

 

中古盤でも、買ってみようかな。安いようだし。
動くか動かないかわからない、ずっと押入れの肥やしになっていたレコードプレーヤを出す前提にして。