前回の車検にあたり、キャブを調整しようとしたら、
右キャブのミクスチャースクリューが固着していました。
これが「ミクスチャースクリュー」です。
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調整するもので、中にはスプリングも入っていますので、
これが固着するなんて信じられませんが、
とにかく、にっちもさっちも動きません。
キャブ本体の筒状の部分に設置されていますから、
力任せにやると、本体のほうを「ボキッ」と崩壊させてしまう危険性もあります。
そこで、ディーラーのメカの人と相談して、
「現状でキャブは正常に機能しているから、とりあえずこのままで車検を通しましょう」
ということに…。
結局、車検からあがってきたら自分で修理することになるわけで、
クソ暑いなか、ヤレヤレの展開です。
まずはキャブを本体から外して、
ミクスチャースクリューの部分にラスペネを注入して半日ほど置きましたが、
本当ににっちもさっちもどころか、マイナスドライバーが入るミゾが潰れてしまいました。
ヒーターで加熱してもビクともしません。
それくらい強力に固着しているのです。
かくなるうえは、スクリューの中心にドリルで穴を開けて、
ルーターで少しずつ削り崩していくしかありません。
ルーターでスクリューの頭を削り取った状態。
これでも一向に緩む気配がありませんから、雄ネジと雌ネジが完全に一体化しています。
削りに削って何とか取り出すことができました。
左が新品のミクスチャースクリューです。
キャブ側の雌ネジを傷つけないよう慎重に作業しましたが、
それでもいく分ネジ山を傷めてしまったようで、
新品のスクリューがスムーズに入りません。
タップを通してネジ山をキレイに整えたいところですが、
ミクスチャースクリューのネジ部と同じサイズ・ピッチのタップなんてこの世にあるのでしょうか?
そんな不安を抱えつつAmazonで探したらフツーにありました。
7mm×0.75です。
ようやく新品のミクスチャースクリューを取り付け、
試乗、調整を経てどうにかこうにか…。
念のため、左キャブのミクスチャースクリューも新品に交換しておきました。
今回の経験から、グリスとかアンチシーズ剤を塗布しておいて、
こまめにチェックすることが大切と思いました。
(本当は、一度セッティングが出たら頻繁にイジリたくないんですけどね)


