*白き峰 トンビ輪を描く 春の笛 | 短歌ひとり旅

短歌ひとり旅

西行 芭蕉のあとをたずねて

・体を巡る微小物 支配し くるわせ

かなわぬ 別のわたしが

 

・大自然 生きる工夫に魂は

ことばと伴に うまれはぐくむ

 

・つくづくと 人の世のかたくなまでに

常のならいのそのままに

 

・泳げない 水の抵抗そのままに

流されてみた 川が浮かばせた

 

自分で書いて 読み返してみる なんだこれはということになると

単なる思い付きにしか見えない 書きたくなくなる