昨日の報道で注目を受けた記事の中で、東京大学が南鳥島の周辺で発見したマンガン団塊から
レアメタルのコバルトとニッケルが採取できることが目に入った。この二つの資源は、コバルト
は75年分とニッケルは11年分が埋蔵されているとのことで、今後電気自動車の電池では欠か
せられないもので、現在は、中国が独占的に確保しているらしい。しかし、日本の領域での
国産資源として見つかったことで、今後の電池への利用が可能となり、日本にとっての電池開発
には、明るい見通しができたことになる。日本政府は、早急に官民を挙げて、早急に資源開発を
進める体制を確立すべきである。この資源を掘り起こす技術は完成しており、既に中国は太平洋
の南鳥島の周辺外で現在も可能としているのだ。日本では、2027年度以降には発掘できるよう
にする方向らしいが、もっと早くならないものかと思う。日本の国会では、自民党の次期総理
が誰になるかとさわいでいるがこのような将来の日本で何が必要であるかを発言する政治家が
現れることを願うばかりである。
紫陽花