アメリカVSロシア【最新ミサイルの種類と性能】世界が終わる1発とは | 戦車のブログ

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ミサイルと一言で言ってもミサイルには多種多様のミサイルがあって簡単にミサイルと言われてもきっと聞いた人によってミサイルのイメージが違うと思う。

 

最近よく聞くミサイルはウクライナにロシア軍が撃ったニュースや毎度毎度「かまってニダー」と打ち上げる北朝鮮のミサイルがイメージが一般的なのかも知れない。

 

私は対戦車誘導ミサイルかな・・・・撃たれた時の対処訓練を今も忘れない・・・・ここでは絶対に教えられない陸上自衛隊の秘技だからね。

 

 

ミサイルとは、目標に向かって誘導を受けるか自律誘導によって自ら進路を変えながら、自らの推進装置によって飛翔していく軍事兵器のことである。

 

誘導弾ともいう。

 

誘導ミサイルと呼ばれることもある。

 

 

ミサイルの分類はちょっと難しい・・・・。

 

対地ミサイル (ASM) が同時に対戦車ミサイル (ATM) や巡航ミサイルであるなど、同時に複数に分類できるものがあるからだ。

 

対地ミサイル

対地ミサイルは地上の目標を攻撃するミサイルである。1人で扱う小型のものから巨大なICBMまでさまざまな種類がある。

弾道ミサイル
 
大気圏上層や大気圏外を弾道飛行して目標へ到達するミサイル。射程で分類されるが明確な基準はない。ICBMだけはSALT-IIで射程5,500km以上の弾道ミサイルと規定されている。核弾頭を積んだ戦略ミサイルと通常弾頭を積んだ戦術ミサイルがある。
 
大陸間弾道ミサイル (ICBM)
 
中距離弾道ミサイル (IRBM)
射程2,000-6,000km程度のもの。
 
準中距離弾道ミサイル (MRBM)
射程800-1,600km程度のもの。
 
 
短距離弾道ミサイル (SRBM)
射程約800km以下のもの。スカッドミサイルもこれに入る。
 
 
潜水艦発射弾道ミサイル (SLBM)
射程の長短にかかわらず潜水艦から発射される弾道ミサイルはすべてSLBMに分類される。
 
空中発射弾道ミサイル (ALBM)
射程の長短にかかわらず航空機から発射される弾道ミサイルはすべてALBMに分類される。現在までに攻撃兵器として実戦配備されたALBMは無いが、弾道弾迎撃ミサイルの標的としてはいくつか実用化されている。
 
 
 
対艦弾道ミサイル(ASBM)
 
海上の艦船を対象としたもの
 
地対地ミサイル (SSM)
 
地上から発射される対地ミサイル。
 
 
空対地ミサイル (ASM)
 
航空機から発射される対地ミサイル。
 
 
艦対地ミサイル (SSM)
艦船から発射される対地ミサイル。地対地ミサイル(surface-to-surface missile)の略語もSSMで混同を防ぐため、艦対地ミサイル(ship-to-surface missile)を特に区別してShSMと呼ぶこともある。

 
対レーダーミサイル (ARM)
レーダーを攻撃するミサイル。
誘導装置が通常の対地ミサイルとは異なるため、専用に開発・運用される。
主な目標は地上配備のレーダーであるが、巡洋艦などに搭載されている艦載レーダーも攻撃することができる。
航空機である早期警戒機のレーダー波を探知するミサイルは対空ミサイルに分類される。
 
 
対戦車ミサイル (ATM)
対戦車ミサイルは、地上の戦車や装甲/非装甲車両を攻撃することを主目的とするミサイルである。
歩兵、車両、ヘリコプターから運用される。
運用上の制限から小型である事が多く、誘導能力が無い対戦車ロケットも平行して配備されている。
 

巡航ミサイル

巡航ミサイル (CM)は発射プラットフォームにかかわらず大気圏内を目標まで水平に動力飛行するミサイルのうち、特に射程が長いミサイルである。

 

長距離を飛翔するために固定翼航空機と同等に、主翼とジェットエンジンを備えることが多く、長い航続距離を得る代わりに音速以下での揚力による飛行を行うものが多い。

 

 

破壊対象は地上目標もしくは艦船であり、長距離の対地ミサイルや対艦ミサイルの別称といえる。

 

航空機同様に撃墜を避けるために低空飛行を行うことが求められ、地表高度に沿いながら防空レーダー網を左右に避けながら複雑な飛行ルートを行うなどの、高度な誘導装置を備えることで知られている。

 

核弾頭を積んだ戦略ミサイルと通常弾頭を積んだ戦術ミサイルがある。ステルス性能の向上と並んで超音速巡航能力が求められており、2008年現在はいくつかの超音速巡航ミサイルの配備が始まっているとされている。

 

対艦ミサイル

対艦ミサイルは水上艦船を攻撃するミサイルである。

艦船の移動速度は車両と同等のため、対艦ミサイルを対地ミサイルの一部として扱う事がある。

この場合の略号は ship ではなく surface を用いる。

洋上は彼我共に探知範囲が大きくなるため対艦ミサイルは一般的な対地ミサイルより射程が長く、中には弾道ミサイルに匹敵する射程を持つミサイルもあり、これらは対艦用の巡航ミサイルとも呼べる。

 

地対艦ミサイル(SSM)
陸上から発射される対艦ミサイル。
沿岸防備用兵器として配備される事が多い。
車両に搭載した移動発射式のものが主体である。
 
 
艦対艦ミサイル(SSM)
水上艦から発射される対艦ミサイル。
明示的に艦対艦ミサイルとする場合は潜水艦から発射される対艦ミサイルは含まれない事が多い。
 
 
空対艦ミサイル(ASM)
航空機から発射される対艦ミサイル。
航空機は機動力に優れるため、このグループのミサイルの射程は他のプラットフォームから発射される対艦ミサイルより短いものが多い。
 
 
対潜ミサイル

対潜ミサイルは水中の潜水艦を攻撃するミサイルで、その多くが弾頭相当として短魚雷を備えて着水時に分離する。

ミサイルであると共に対潜兵器でもある。

 

 

対空ミサイル

 

対空ミサイルは空中の目標を攻撃するミサイルである。

 

 

地対空ミサイル(SAM)
地上から発射される対空ミサイル。
拠点防空用の長射程ミサイルと野戦防空用の中短射程ミサイルに分けられる。
 
 
艦対空ミサイル(SAM)
艦船から発射される対空ミサイル。
個艦防空用の短射程ミサイルと艦隊防空用の長射程ミサイルに分けられる。
 
 
空対空ミサイル(AAM)
航空機から発射される対空ミサイル。
航空機同士の戦闘で使用される兵器である。
視程外距離戦闘で用いられる長射程ミサイルと近距離で使用される短射程ミサイルがある。
短射程ミサイルはヘリコプターや低脅威度の航空目標への攻撃や格闘戦に用いられる。
 
 
弾道弾迎撃ミサイル(ABM)
空中の弾道ミサイルを迎撃するミサイル。
宇宙空間の飛行中や大気圏の落下中の高速度の目標ミサイルを迎撃するためには、高度な技術が求められる。
 
 
対衛星ミサイル(ASAT)
衛星軌道上の人工衛星を攻撃するミサイル。
技術的にも政治的にもかなり特殊なミサイルである。

 

 

日本語で言うところのミサイルは一般には推進装置と誘導装置を持つ兵器を指し、推進装置だけで誘導装置を持たないロケット弾や、推進装置を持たず誘導装置だけを持つ誘導爆弾や誘導砲弾とは区別される。

 

 

一方でこの分類はかならずしも普遍的なものではなく、AGM-62のような推進装置を持たない誘導弾が「ミサイル」に分類されることもあるし、ロシアにおいては誘導装置を持たないロケット弾も「ミサイル」に分類される。

 

一般の爆弾や砲弾は推進装置も誘導装置も有しない。

 

推進装置は一般に固形ロケットを使用するが、大陸間弾道弾には液体ロケットを使用するもの、巡航ミサイルには燃費の良いジェットエンジンを使用するものがある。

 

 

軍用航空機は空を飛ぶことで目標を攻撃するが、自ら目標に向かって失われることは想定されておらず、砲弾と大砲の関係のように、別の投射体を放つためのプラットフォームとなっている兵器である。

 

近代兵器としてのミサイルの黎明期には、「戦闘機」や「爆撃機」として分類されたものも存在する。

 

 

「ミサイル」とは、原義では投射体、飛び道具、投石を指すが、現代で「ミサイル」と呼ぶ場合は主に推進システムと誘導システムを持つ兵器を指し、近代以前の投射武器(投石、矢、焙烙玉など)を指すことは少ない。

 

語源はラテン語の動詞 mittere(投げる)から派生した形容詞 missile(投げられるもの)であり、ローマ時代では“ミッシレ”と呼ばれていた。