自衛隊レンジャー西方普通科連隊(佐世保)九州男児の意地を! | 戦車のブログ

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あだちビデオの日の丸自衛隊の動画。

 

今回は西部方面普通科連隊のレンジャーの最終想定。

 

西部方面普通科連隊は、現在の水陸機動団の主力部隊の一つであり、3個普通科中隊及び対戦車中隊を基幹としている。

 

両用戦部隊として、島嶼防衛・奪還を任務としており、西部方面普通科連隊を改編し設置された。

 

改編に際し、西部方面隊から水陸機動団へと隷属が変更されている。

 

 

 

西部方面普通科連隊は、西部方面隊の直轄部隊として、島嶼の防衛、奪還を目的とした上陸作戦訓練を実施していた。

 

主任務としては隠密裏の潜入、遊撃による陣地構築の妨害、通信の遮断、情報収集および逆上陸部隊の誘導であり、アメリカ海兵隊武装偵察部隊に類似した性格を持ち、アメリカ海兵隊と重ねる報道もあった。

 

両用戦能力の向上のために、アメリカ海兵隊との共同演習も実施してきていた。

 

このため、第1水陸機動連隊の編成にあたっては、上陸戦能力に長けた西部方面普通科連隊を改編することによって行われた。

 

 

 

 

わが国は約5,000の島嶼を有している。

 

全国に約200ある有人の島嶼のうち、約9割は西部方面隊管内(九州・沖縄方面)に所在している。

 

これらの島嶼は、広範囲に分布し、かつ、九州から遠く離れて存在するという地理的な特性を有している。

 

そのような島嶼におけるゲリラや特殊部隊によるものを含む侵略行為や災害に対し、迅速かつ機動的に展開して対処する態勢の確立が非常に重要である。

 

陸上自衛隊では、そのような島嶼での対処能力の充実・強化を図るため、西部方面普通科連隊を編成した。

 

 

 西部方面普通科連隊は、西部方面隊の直轄部隊として、相浦駐屯地(長崎県佐世保市)に編成された。

 

西部方面隊の直轄部隊として編成されることにより、西部方面隊管内に分散する多数の島嶼へ柔軟に展開することが可能となった。

 

このような師団などの隷下に属さない方面隊直轄の普通科連隊の編成は初めてのことであった。

 

同連隊は、3個普通科中隊などからなり、約660名の隊員で構成されていた。

 

 

 

 西部方面普通科連隊は、島嶼での捜索能力や対処能力を強化するため、すべてヘリコプターに搭載可能な装備品により編成し、島嶼へ迅速・機動的に展開できるようになっていた。

 

また、指揮通信能力を増強するために遠距離に対応した通信器材を装備するとともに、情報収集能力を増強するために監視器材を充実させていた。

 

さらに、同連隊の一部は精強なレンジャー隊員で構成されていた。

 

レンジャー隊員とは、サバイバル技術、偵察行動、山地機動、潜入などの各種訓練からなるレンジャー課程を修了した隊員であり、強靱な体力と気力、高い技能を有している。

 

これらにより、同連隊はゲリラや特殊部隊による攻撃への対処能力が強化されていた。

 

 

 また、このような各種能力の充実・強化により、島嶼において災害が発生した場合においても、同連隊は迅速に島嶼に展開し、被災状況の把握、通信の確保、被災者の救助、各種住民支援などを行うことが可能となり、高い島嶼(とうしょ)災害対処能力を保有することが出来た。

 

西部方面普通科連隊は水陸機動団へ発展し水陸両用部隊として島嶼防衛の要となっている。