巨大な米国の潜水艦が海の真ん中で特別配達を受ける | 戦車のブログ

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米軍の輸送機か海上を航行中の潜水艦へ物資を「配達」するという動画。

 

第二次世界大戦当時でも戦地の息子にクリスマスの母親の手料理を送ったなんて話があったが、米軍のこういうところは他国からしたら本当に脅威だろうね。

 

やればできるって話じゃなく普通にやれるってところが物量の差なんだと思う。

 

 

 

動画に出てくる輸送機C-17は、アメリカ空軍が保有・運用する、主力の軍用大型長距離輸送機である。

 

愛称はグローブマスターIII(Globemaster III)で、旧ダグラス・エアクラフト社の開発した輸送機C-74 グローブマスター・C-124 グローブマスターIIに由来している。

 

 

 

C-17は、C-5戦略輸送機に近い大型貨物の長距離空輸能力と、C-130戦術輸送機並みの短滑走距離での離着陸が可能な性能を持つ大型輸送機である。

 

アメリカ空軍では、研究開発機を除く223機を航空機動軍団、太平洋空軍、航空教育訓練軍団、空軍予備役軍団、州兵航空隊に配備しているほか、平和維持活動や人道支援による軍の海外派遣が世界的に増えたことからその長距離・大型輸送能力が評価され、他国でも採用が広がっていた。

 

しかし、国際的な軍事費削減の動きなどを受け、ボーイング社は2015年をもってC-17の製造ラインを閉鎖した。

 

その後、アメリカ国内からも中国脅威論が現実の問題として認識されるようになり、中東での多国籍軍による対テロ戦争が継続している事から生産の継続もしくは、C-5Mのように初期の生産分を近代化する改修工事工程を設ける提案がなされている。

 

 

C-17は、イラク戦争におけるアメリカ軍初のエアボーン作戦に参加したことで知られている。

 

2003年3月26日、アルビール州北部のバシュール飛行場奪取を目的として、ノーザン・ディレイ作戦が発動された。

 

作戦には、地上部隊として第173空挺旅団から旅団長ウィリアム・C・メイヴィル大佐を含む954名が、航空部隊として第62、315、437、446空輸航空団より26機のC-17が参加した。

 

 

旅団に配属されていた1/63機甲大隊を空輸するための機上のドラゴン作戦が発動された。

 

この作戦のもと、19日までの12日間で、新たに24機のC-17により、兵員300名と車両78両が空輸された。

 

車両の内訳は、M1A1戦車(60トン)5両、M88A2戦車回収車(60トン)1両、M2A2歩兵戦闘車(27トン)5両、重PLS輸送車(25トン)1両、HEMTT重機動トラック(18トン)7両、M113A3装甲兵員輸送車(12トン)12両、FMTVトラック(9トン)4両、M997改造指揮車(4トン)2両、ハンヴィー汎用車(2.5トン)37両であった。