文書の保管や保存は基本公開できるものと出来ないものとを決めて、日報は非公開にすればいい。
公開しても黒塗りにしてね。
そしてどの省庁でも廃棄しても記録はかならず残し、探せば出てくるように整理するように義務づければ「ありません」というなんか不都合なことは隠蔽しているんじゃねぇ?という疑惑は少なくなるだろう。
もちろん不都合なことは暴露されちゃうけどね。
でもさ戦闘があっても「戦闘」って書いたらダメなんてアホなこと言ってるようじゃね・・・・。
さて『イラク日報』に関する調査チーム報告書」が出ました。
以下産経ニュースより転載
防衛省が23日に公表した「『イラク日報』に関する調査チーム報告書」の全文は次の通り(注釈や参考条文などは除く。表記は原文の通りとした)。
1.はじめに
「南スーダン派遣施設隊日々報告」に関し不適切な行政文書管理及び情報公開業務が行われていたことを踏まえた再発防止策の一環として、「日報」を含む定時報告の全てを、統合幕僚監部(以下「統幕」という。)参事官に送付することとされ、これらは同参事官においてデータ等により整理・保存することによって一元的に管理することとされた。
このための作業を進める中、研究本部(当時)においてイラクでの自衛隊の活動に関する日報(以下「イラク日報」という。)33日分が発見された旨報告された。
その後、研究本部においては、当該作業が行われる以前の平成29年3月27日の時点でイラク日報が発見されていた旨報告された。
しかしながら、同年2月22日には、当時の稲田防衛大臣からイラク日報の探索の指示がなされていたところであり、同年3月に研究本部においてイラク日報が発見されていたにもかかわらず、大臣まで報告が行われなかったことは、シビリアン・コントロールにも関わりかねない重大な問題が含まれている可能性があると考えられた。
こうした問題意識に基づき、平成30年4月4日、小野寺防衛大臣の指示に基づき、陸上自衛隊のイラクの「日報」に関する調査チームが設置された。
同調査チームは、平成29年3月27日に研究本部においてイラク日報が発見されていたことが当時の稲田防衛大臣に対し報告されていなかった理由及びイラク日報が発見されたという情報が共有されていた範囲(以下「調査項目」という。)について事実関係を明らかにすることを命ぜられた。
これらの点を明らかにするため、同調査チームは、証拠書類の収集のため陸自教育訓練研究本部に赴き、関係職員のパソコンや行政文書ファイルの検査を行った。
また、関係職員の記憶や認識を把握するため、約70名に対する聞取り調査、約400名に対するアンケート調査を行った。
特に重要と思われる事実関係の詳細を把握するため、繰り返し聞取りを行った職員は多数に上った(参考を参照。)。
この結果、命令や指示の伝達、その実施に伴う関係部局間の連絡調整、上司・上級部隊への報告といった基本動作が不十分であったり、又は欠落していたりした多くの事実が明らかになった。
イラク日報の探索に関わる作業は、当時いくつか行われていたが、平成29年2月22日の稲田防衛大臣の指示に先立って、同月16日の国会議員からの資料要求への対応が行われていたことから、まずその事実関係から記すこととする。
2.調査項目に関し把握した事実関係
(1)平成29年2月16日の国会議員からの資料要求等に係る対応
平成29年2月7日に防衛省が南スーダン日報が統幕において発見されたことを公表し、情報公開対応や国会対応における南スーダン日報の扱いが問題視されていた中、平成29年2月16日、国会議員から防衛省に対し、「イラク戦争におけるサマワでの日報」等について、同日中の提出を求める資料要求があった。
当該資料要求について、統幕参事官(当時)が担当課となり資料の探索を開始した。
統幕参事官付Aは、当該資料を保有している可能性があるのは統幕、陸自及び航空自衛隊であると考え、同日11時30分頃、統幕参事官付のカウンターパートである統幕運用第二課、陸上幕僚監部(以下「陸幕」という。)運用支援課及び航空幕僚監部(以下「空幕」という。)運用支援課に対し、該当する資料を探索し、その結果を同日15時までに報告するよう依頼した。
当該依頼を受けた陸幕運用支援課員Xは、同日中に依頼内容を同課員Dに伝達したところ、Dから、資料要求の内容に合致する文書を探索するよう指示を受けた。
Xは、同課員B及びCに対し、イラク日報が行政文書として保管されているか統幕参事官付に回答するよう依頼した。
かかる依頼を受けたCは、統幕参事官付Yに対し、運用に係る行政文書は全て統幕運用第二課国際協力室に移管している旨連絡した。
AはYからその旨報告を受けた。その後、Aは陸幕運用支援課運用支援第2班を探索したDから、イラク日報が保管されていない旨連絡を受けた(2月16日。時間不明)。
また、Aは統幕運用第二課の担当者より、イラク日報が保管されていない旨連絡を受けた(2月16日。時間不明)。
さらに、同日15時頃、Aは空幕運用支援課の担当者より、空幕においてイラク日報は保管されていない旨連絡を受けた。
これらの回答を踏まえ、同日19時頃、防衛省は資料要求を行った国会議員に対し、イラク日報について確認中である旨回答した。
翌17日の8時頃、Aは空幕運用支援課の担当者より、航空支援集団司令部においてもイラク日報は保管されていない旨連絡を受けた。
このような対応が行われた後、同月20日、衆議院予算委員会において、上述の資料要求を行った国会議員とは別の国会議員がイラク日報に関して質問を行い、稲田防衛大臣は「確認をいたしましたが、見つけることはできませんでした」、「しっかりと確認をしている最中でございますが、先ほど…御答弁申し上げましたように、イラクに関しては日報は残っていないことを確認いたしております」と答弁した。(2へ続く)
(産経ニュース)
『イラク日報』に関する調査チーム報告書」ってなんかね・・・、こんなくだらないことに税金使うのかって思うのは私だけか?
すけべ心で国民の敵の国会議員が「女性自衛官の教育中の日報を見せろ」と言えば探して、無ければ「女性自衛官の教育日報に関するチーム」を編成して探索するのか?
情けない国だよ・・・文民統制の実態ってこれですか?
野党は無駄なことに自衛官を使い税金の無駄使いさせて何が「人殺しの予算」だよ。
日報を探すことが国益になるのですか?
自衛隊の士気が落ちてゆくね・・・・・。