訓練を実際の攻撃と誤解…ハワイの弾道ミサイル誤警報 ボタン押した担当者を解雇 | 戦車のブログ

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これ・・・大騒動になったけれど抜き打ちの訓練で「ミサイルが飛んできた」と連絡が来たら、可及的速やかに担当者が緊急警報を発信するのは当たり前なんじゃないのか?

 

それが訓練か実戦かはあるが、担当者はまず緊急警報を発するのが任務だと思うが・・・・・。

 

訓練なんだって理解していないのは失敗だったろうが・・・。

 

以下産経ニュースより転載

 

 

 

 

米連邦通信委員会(FCC)は30日、ハワイで13日起きた弾道ミサイル誤警報の原因などに関する中間報告書を発表した。

 

 

危機管理を担う州の緊急事態管理局内で行われた抜き打ち訓練を「実際の攻撃」と担当者が誤解し、避難を呼び掛ける緊急警報を発信していたことが明らかになった。

 

 

 イゲ州知事らは30日の記者会見で、緊急事態管理局トップのミヤギ局長の引責辞任を発表した。

 

訓練を誤解して警報ボタンを押した担当者は解雇された。

 

 

 報告書によると、この担当者は13日朝の抜き打ち訓練の際、最初に「訓練、訓練」と連呼されたのを聞き逃して警報ボタンを押してしまった。

 

 

さらに同局が警報を打ち消すメッセージを出すまでに38分かかったのは、訂正する方法が確立していなかったのが理由だったことも判明。

 

FCCは「人為的ミスと対応の未熟さが原因だった」と批判した。

 

 

 

 イゲ氏は当初、担当者が勤務時間の交代時に誤って警報ボタンを押したと説明していた。

 

住民らは一時パニック状態となり、当局の対応の遅さに批判が出ていた。(共同)

 

 

警報の取り消しが遅れたのは問題だが、警報を発する「理由」がちゃんとあり、それが抜き打ちでやることの意義を考えると担当者の処分はおかしいのではないか?

 

 

ちゃんと確認することは大事だが、一分一秒を争い避難することを考えたら速やかに警報は出すだろう。

 

確認作業をしているうちにミサイルが落ちたらそれこそ「遅い」と批難されそうだが・・・。

 

担当者が処分されたことで、本当にミサイルが発射されたら今後は確実に確認をしっかりするだろうね・・・時間をかけてしっかりと・・・そのロスした時間は住民の避難する時間に確実に影響する。

 

 

暴論かも知れないが、「訓練」と聞き逃したが担当者が本当に悪いのか?ミサイル発射の報に速やかに警報を出したことは褒められてもいいんじゃないのか?しっかり仕事していたのだから、むしろ警報も出ない状況のほうが「何やってたんだ!」と責められることだと思うが・・・。

 

 

もっとも訓練なんだってことを「訓練のための訓練」をやる必要があるってことなんだろうね。

 

ただこの事件で北朝鮮のミサイルの脅威が本当にあることを市民が知ったことは失敗ではないんじゃないのかな。