北部方面隊歌が流れてくると自然に歌えてしまう。
北部方面隊で勤務した自衛官なら当然だが、習った覚えはないんだよな・・・。
でも歌える「隊歌」の一つである。
そんな自衛隊の部隊歌である「隊歌」である「北部方面隊歌」を紹介します。
北部方面隊は陸上自衛隊の方面隊のひとつで日本の北方を担任する。
北海道全域の防衛警備や災害派遣等を担任している。
方面総監部所在地は札幌市にある。
「北部方面隊歌」:泉清二作詞、今関正俊作曲
①おお拓けゆく北海の 果てなく広き緑野に 旭日の光さしそえて
使命は尊し北鎮の 我等は北部方面隊
②雲湧き峯にいや高く 誠をかざす丈夫が 一つに溶けて染めなせる
旗に集わん北鎮の 我等は北部方面隊
③尽きぬ伝統を護り立てつ 歩武堂々のこの威容 月雪花に照り映えて
栄光燦たり北鎮の 我等は北部方面隊
北部方面隊は、2個師団及び2個旅団を基幹兵力としており、管内には28個の駐屯地、10個の分屯地、4個の地方協力本部が配置されている。
陸上自衛隊唯一の機甲師団である第7師団を傘下に持ち、特に冷戦期は対ソ戦略の最前線部隊として重視され、新装備の優先配備などが行なわれた。
北部方面隊は冷戦中、4個師団、人員5万人、戦車600両、火砲400門/両の規模を有していたが、陸上自衛隊の人員・装備の削減や中国軍の近代化に伴う西方重視の傾向が強まっているため、平成26年度までに2個師団・2個旅団、人員3万人、戦車300両、火砲200門/両の規模にまで縮小する計画である。
しかし、陸上自衛隊の保有する戦車と火砲がそれぞれ400両/門にまで削減される中でそれらの大半が北部方面隊に配備され続けることに変わりは無い。