米陸軍参謀総長、エイブラムスに代わる新型戦車の導入に強い意欲 | 戦車のブログ

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M1エイブラムス主力戦車は米陸軍で長く使われイラク戦争・湾岸戦争で活躍した歴戦の戦車である。

 

ロシア軍の新しい設計思想で生まれたT-14戦車に対抗する戦車の開発か・・・・。

 

以下産経ニュースより転載

 

 

 

【ワシントン=黒瀬悦成】米陸軍のミリー参謀総長が次期装甲戦闘車両の導入に強い意欲を示している。

 

 

ミリー氏は27日、ワシントン市内での講演で、陸軍が配備中のM1エイブラムス主力戦車やM2ブラッドレー歩兵戦闘車の後継となる「機械化歩兵や戦車(部隊)のための陸上装甲プラットフォームが必要だ」と述べた。

 

 

 

 陸軍は、1980年に採用されたエイブラムス戦車について、火器や装甲、エンジンなどに繰り返し改良を加えて使用し続けている。

 

 

また、79年に採用されたブラッドレーは老朽化が目立ち、これまでも後継車両の開発計画が浮上したものの、オバマ前政権下の2014年に中止された。

 

 

 

一方、米軍が最大の「仮想敵国」に位置づけるロシアは陸軍装備の近代化を積極的に進めており、無人砲塔や発射速度の高い主砲などを採用した新型の次世代主力戦車T14を20年以降に実戦配備する見通しだ。

 

 

 ミリー氏は、T14は「アルマータ」と名付けられた共通の車体を使用した新型の戦闘車両群の一つだと指摘した上で、「米陸軍内部の専門チームが(アルマータを)詳細に研究している」と明らかにした。

 

 

その上で、米軍の次期装甲戦闘車両もアルマータのように戦車や歩兵戦闘車、自走砲などの車体を共通化させ、無人砲塔や無人操縦システム、飛来した砲弾を着弾寸前に空中で迎撃する「アクティブ防護システム」、軽量で強固な装甲、レーザー兵器などを装備する必要があると強調した。

 

 

 

 近年の地上戦闘ではテロリストを相手にする市街戦などを想定して、小型軽量で機動性の高い戦闘車両が求められている。

 

 

ミリー氏は軽量装甲こそが次世代戦車の成否を決めるカギとなるとして、陸軍が集中的に研究・開発を進めていることを明らかにした。

 

 

(産経ニュース)

 

 

日本の戦車に設計思想はあるのだろうか?現場の自衛官は与えられた戦車で戦う外なく、選択肢が無い以上どうにもならないことが多々ある。

 

現代戦でこんなもの・・・、なんて思わぬでもない装備がよくあるからね。

 

戦車がハイテク化され戦い方そのものが変わりつつあるならば、それに対応した戦車を開発しなければいけないが、そういう柔軟性と予算が無いのが日本だね。

 

よく運用が解らないものも開発しているし・・・。