中国、マッハ5~10の次世代極超音速兵器を開発 高速で滑空、日韓ミサイル防衛を突破 | 戦車のブログ

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日々進化する兵器の世界。

 

新たな兵器には新たな兵器で対抗する。

 

「このミサイル防衛システムで敵のミサイルは防げる」と自慢していても油断をしていると直ぐにそれを凌駕するミサイルが開発され「このミサイルはどんなミサイル防衛システムでも突破する」と・・・・。

 

堂々巡りだね。

 

以下産経ニュースより転載

 

 

 

中国人民解放軍のロケット軍が、日本や韓国などに配備されているミサイル防衛を突破するために、射程の短い極超音速兵器を開発している。

 

 

中国の軍事動向に詳しい専門誌「漢和防務評論」(本部カナダ)がこのほど報じた。

 

 

この兵器は「極超音速滑空飛翔体」と呼ばれ、マッハ5~10の速度で飛ぶ。核兵器に代わる次世代兵器とされ、米国やロシアも開発にしのぎを削っている。

 

 

開発が進めば日本の防衛システムが無力化される恐れがある。

 

 

 極超音速兵器は弾道ミサイルに搭載して発射され、途中で分離して極超音速で滑空する。

 

 

方向を変えることもできるため迎撃は極めて困難とされている。

 

 

 これとは別に、中国の国有企業、中国航天科技集団は「089プロジェクト」と呼ばれる極超音速兵器開発計画を進めている。

 

 

長距離弾道ミサイルに搭載して米国本土のミサイル防衛に対抗するのが狙いで、実験が繰り返されている。

 

 

 

 米メディアによると、中国は極超音速兵器の実験を7回実施、うち6回成功した。

 

 

米国よりも実験回数が多い。同誌の編集発行人、平可夫氏は「中国の開発が米国よりも進んでいる可能性がある」と指摘する。(共同)

 

 

 

 

どんなに優れた兵器も日々進化し進歩するものだ。

 

「矛盾」という言葉がある。

 

 

『韓非子・難一』にある故事に基づく故事だ。


中国の戦国時代、楚の武器を売る商人がどんな盾でも突き破る矛と、どんな矛でも防ぐという盾を同時に売り込んでいた。


そこに居合わせた老人に「あなたの売る矛であなたの盾を突いたらどうなるのか」と問われて、返答に窮したという。

 

 

物事の道理が一貫しないことの意味だが、古代から常に堂々巡りの会話だね。