海自輸送艦「くにさき」が大阪湾に入港 | 戦車のブログ

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輸送艦「くにさき」が大阪港へ入港したそうだ。


きっと大阪港はたくさんの見学者が行くんだろうな。



以下産経ニュースより転載




海上自衛隊の輸送艦「くにさき」が大阪港に入港し、報道関係者らに22日、手術室を備える医務室や艦橋、制御室など艦内が公開された。



23日午前10時からは一般にも公開される。






くにさきは熊本地震で被災地に派遣された「しもきた」「おおすみ」と同型艦で、全長178メートル、基準排水量8900トンと海上自衛隊の輸送艦の中で最大。






自衛隊の人員、装備の輸送任務のほか、平成19年の新潟県中越沖地震や23年の東日本大震災では、被災地への支援物資の輸送や入浴支援を行った。





艦内の公開にさきがけて入港歓迎行事が行われ、伊保之央艦長は「入港を乗組員も楽しみにしていた。少しでも一般の人に船を見てもらって我々の業務を理解いただきたい」と話した。


(産経ニュース)






くにさき(ローマ字:JS Kunisaki, LST-4003)は、海上自衛隊の輸送艦。おおすみ型輸送艦 (2代)の3番艦。


艦名は国東半島に由来する。


「くにさき」は、中期防衛力整備計画に基づく平成11年度計画8,900トン型輸送艦4113号艦として、日立造船舞鶴工場で2000年(平成12年)9月7日に起工し、2001年(平成13年)12月13日に進水、2003年(平成15年)2月26日に就役の後に自衛艦隊第1輸送隊に編入され、呉に配備された。




2004年(平成16年)12月26日に発生したスマトラ沖地震の被災地援助の為、国際緊急援助隊派遣法に基づき護衛艦「くらま」、補給艦「ときわ」とともに派遣された。



援助物資のほか、CH-47JAヘリコプター3機、UH-60JAヘリコプター2機を輸送し、海上基地としても利用された。



2006年4月3日、第1輸送隊が護衛艦隊隷下に編成替え。



2010年(平成22年)5月23日、6月にカンボジアおよびベトナムにて行われるアメリカ太平洋軍主催の医療・文化活動「パシフィック・パートナーシップ2010」に参加するため呉から出航。


6月28日にカンボジアのシアヌークビルで活動を終了、7月1日にシンガポールで補給の後、7月15日に呉に帰港。






2011年(平成23年)3月23日、東日本大震災の被災者のために宮城県石巻湾に展開して艦内に仮設浴槽を設けて提供し、任務終了後の7月には映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六』の撮影に使用された。



2014年(平成26年)5月29日、「パシフィック・パートナーシップ2014」に参加するため横須賀を出港、ベトナム、カンボジア及びフィリピンにおいて医療活動、文化交流等を行い7月24日、呉に帰港した。



2015年8月18日から9月9日まで米国において実施される統合訓練「ドーンブリッツ15」に掃海隊群司令指揮の下、護衛艦「ひゅうが」、護衛艦「あしがら」とともに参加し、水陸両用戦訓練を実施。



2016年7月1日、第1輸送隊が掃海隊群隷下に編成替え。




大きな輸送艦を一度見学して欲しい。


震災でも活躍しているし、島嶼防衛には欠かせない輸送艦だ。