50代女性です。 

 

傘寿を迎えたのは実の父親です。

 

年を重ねてからは特に、まめに会っておしゃべりするようになりました。

 

仲は良い方だったと思います。 

 

年齢が年齢なので、身の回りのお世話をすることや、通院や入院の付き添いも日常茶飯事。

 

お互いによくしゃべるので、会話も弾みました。

 

お礼をちゃんと言葉にしてくれる父

 

嬉しかったのは、私がつくる食事は、気が進まないもの、食べたくないものもあったのかもしれませんが、いつも残さずきれいに食べてくれました。

 

そして、「いつもどうもありがとう」とか「いつもサンキュー」とか、必ず言葉にしてくれたことです。 

 

穏やかで、家事も手伝ってくれた父でしたので、こんな食事のエピソードひとつとっても、周りの人達への感謝の気持ちを常に忘れないように・・・というメッセージを受け取ったように思っています。

 

そんな父の80才・傘寿のお祝いをした際のお話です。