夕凪に響き渡る声。
赤い太陽が沈みかけている夕暮れ。
木々のざわめきや鳥たちの囀りさえもなく、すべてが静まり返る。
何の当てもなく、ただ目の前にある道を歩いていく。
誰もいない並木道。
ただ、一歩、一歩と足を運ばせる。
まっすぐな一本道。
やさしい温もりを感じていた左手に、
今は、冷たい風が通り過ぎる。
握り締めても、そこには何もない。
でも確かに覚えている、柔らかなキミの手。
あのとき。
繋いだ手を離さないでおきたかった。
ずっと…ずっと繋がっていたかった。
「ねぇ…行かないで。」
「好きなら繋ぎとめてよ。」
心に深く響き渡る声。
小さな消え入りそうな声なのに。
どれだけ遠くに離れていても、それは今でも鮮明に聞こえる。
日が沈み、辺りは暗闇の世界へと移りかえる。
そして、二人の運命が、繋いでいた手を振りほどく。
振り返ることは許されない。
ただ、目の前の道を歩き続ける。
悲しみと憂いの世界に。
想いを絡ませながら。
~Fin
~オープンしたのに全然、記事書けてなくてずみまぜん。(゚うェ´。)゚
久しぶりに指の想うままに書いてみました(*v.v)。
いつもペタ&きたよしてくれている読者さんありがとうございます!!
なんとか生きてますので、ご心配なさらずwww
これからも皆様に幸せがありますように☆彡
マスターりぴ
