僕がカレー好きなことはブログを読んでいただいている皆さんは周知の事実だと思うけど、それにしても最初にカレーを意識した21才から今日までカレーを食べ続けていても全く飽きることはない。
子供の頃、両親はカメラ店を始めたばかりで忙しく、料理担当はいつも祖母だった。おばあちゃんが作る料理は煮物が中心でカレーライスなど西洋料理？はほとんど食べた記憶がない。おばあちゃんは明治生まれのせいか芯が強くて頑固で怖かったので文句が言えない。一度勇気を奮って「たまには肉が食べたい！」と言った時には『魚を食べとけ」と頭を叩かれたのでそれ以来おばあちゃんの料理に文句は言えなかった。
そんな僕が21才の時東京に出て生活を始めた。当時篠山さんの平凡社の担当さんとして時々仕事で出会ったのが祐乗坊さん（のちに作家の嵐山光三郎氏）。
六本木に出来たばかりの本格的なインド料理店に僕を連れて行ってくれた。初めて口にする本格的なスパイス料理。あまりの辛さにびっくりしたけどこんな料理を食べている人が世界にはいるんだと夢を見させてくれた。
それ以来カレーに病みつきになって今日に至っているが、今回ネットサーフィンしている時に見つけたカレー人気店が「ERICK SOUTH」。東京が本店だけど、名古屋駅前の「KITTE名古屋」内に出店したことを知った。サイトで見る料理写真は魅力的だった。ランチプレートで9種類のカレーから選べる自由さもいい。
名古屋駅近くのパーキングに車を止め「KITTE名古屋」まで歩くがあまりの暑さに街をあるいている人は殆どいない。
慌てて地下街に逃げ込んだ。「KITTE名古屋」ビルは出来たばかりの頃一度来たことがあった。今回で２度目。目指すお店はB1のレストラン街にあった。
地下街は賑やかだ
こだわりのレストランが軒を連ねている中、目指す「ERICK SOUTH」はすぐ見つかった。36席のこのお店3時過ぎだと言うのに結構混んでいた。
席に着きメニューを見てカレーが3種類選べるランチプレートとマンゴーラッシーを注文したが、メニューを見るとカレー2種類とインド式スパイシーパエリアのビリヤニのセットがあるのを見つけた。
ビリヤニという料理は聞いたことがあるけど食べたことがない。メニューを見ていると食べたくなってしまったので注文変更。¥1.390でマンゴーラッシーまで付いてこの価格はお得な気がする。
カレーの2種類はカレーの定番チキンを使った「エリックチキンカレー」と夏らしい爽やかさを感じる「レモンココナツ海老カレー（＋￥80）」をチョイス。
「エリックチキンカレー」と「レモンココナツ海老カレー」
これがビリヤニ。
ヨーグルトをかけた状態。
早速ビリヤニを食べてみた。米が日本の米と違いサラサラとして、スパイスが効いた味は僕好みだ。スタッフの人がライターというヨーグルトをかけて食べるとおいしいですよというので試してみると、爽やかさが増して夏向きになった。
昼飯からあまり時間が経っていなかったので、黄色いご飯はさすがに食べれなかったけど、カレーとビリヤニは完食した。
食後、ビル内を歩いているとカメラを数十台並べて撮影するイベントに出会った。あのターミネーターで撮影していたテクニックだ。若者が撮影に参加して楽しそうだった。
空間が広い
スイーツのお店も充実
久しぶりに都会の雰囲気に触れて元気になった。