6月末から7月頭にかけて総会で首都マプトに上京したり、休暇を取って南アフリカに旅行したりしてましたが

イニャリメに帰ってくると、マンゴーの花が開花して、ミツバチたちも蜜集めに勤しんでいました。
これから段々と暖かくなって、養蜂のシーズンを迎えるのかなぁと思うと、わくわくします(^^)

自分がイニャリメを離れている間にも養蜂家のFlishは新たな試みをしていました。

「日本の巣箱と近代式巣箱をミックスさせたオリジナルの箱を作ったよ!」
と言って見せてくれたのがこれ
正方形の形をした近代式巣箱でしたw

彼なりに工夫して創作したのは凄いです。
お金の為の養蜂ではなく、養蜂そのものを楽しんでいる姿勢が見られて嬉しかったです。

でもやはり枠板の幅が揃っていなかったり、反りや割れが出てたり、継ぎ接ぎだらけだったり…

ミツバチたちにとって住みよい巣箱だとは言い難い。

それでも彼の努力や創作意欲を無駄には出来ないです。

そこで考えたのはケニアで普及している「トップバー式巣箱」です。
トップバー式巣箱についてはこちらの動画がわかりやすいです。)

四角い枠で囲う枠板式とは違い、必要なパーツは上部の1本だけなので、比較的簡単にできると思います。

せめてこれぐらいなら、キッチリ幅を測って丁寧に作ってくれるだろうと期待しています笑

正方形の外枠は活かしつつ、手描きで簡単な設計図を描いてFlishに渡して、バーの部分だけ作り直してもらうことにしました。

これが上手くできれば、近代式、重箱式、トップバー式、タンベイラの4つのタイプの巣箱での養蜂を試みることができます。

モザン人にとって、そしてミツバチたちにとってどのやり方が良いのか、選択肢が沢山あるのは良いことだと思います。

養蜂を純粋に楽しんでいるFlishと出会えたことがイニャリメで1番の成果だと思います。
彼とともに養蜂を楽しんでいきたいです(^^)