住宅街のど真ん中で(暮らしの学校講座) | 谷 英樹のブログ

谷 英樹のブログ

根拠のない自信

【小豆坂の森で子ども自然塾】暮らしの学校講座
2024年7月15日 9:00〜13:00

今回は、住宅街のど真ん中で、親子根っこ塾!
暮らしの学校講座です。



主催者さんが、いつか子どもたちのためにと大事にずーっと、この森を守ってきたそうです。


素晴らしいですね。


そんな大切な場所で、活動させていただきます。


もちろん、水、電気、ガスはありません。


では、森の中へ!


ここを拠点にします。



今回の講座は、お昼ご飯をつくる。

それ以外にプログラムはありません。


子どもたちは、自分の家族の分のご飯を炊きます。

お父さん、お母さんたちは、全員のカレーをひと鍋でつくります。


さぁ、どんな一日になるんでしょう〜


子どもたちは、まず、森の中を下見し、危険な場所を確認



そして、薪拾いへ


米を研ぐのもポリ缶で持ってきた水です。貴重です。


そして、火を着ける。

マッチですが、それでもなかなか…


昨日までの雨もあり、薪が湿ってる…


火が着かずご飯が炊けないことを体験することも大事。

ご飯に芯が残って、美味しくないを体験することも大事。

もちろん、上手に炊けて、美味しく食べれた!を体験することも大事。


どんなことでも、子どもたち自身で体験することに意味があります。


大人も楽しんで!


できましたよ〜

鍋に満タンカレーだったのに足らず…


こうやってつくるカレーは、美味しいんですよね。


食後は、自由!

子どもたちは、森の中を走り回ったり、虫探ししたり、焚き火したり


なにか見つけたかな


木の高いところにクワガタがいます。

とりたいけどとれない…


そんなこんなで、あっという間に終わりの時間です。


住宅街のど真ん中、建物はもちろん水も電気もガスもない、森があるだけの中、どんなことができるのか?と私たち大人は考えますが、子どもたちにはなにも必要ないんですよね。逆になにもない方が自然に寄り添って遊べる、当たり前にあるものの大切さを知ることができる、そんなふうに思いました。

また、こういう環境で遊べたり、ご飯づくりができることは、いざという時(災害時など)強いと思います。


自然離れが加速している現代だからこそ、大事な場所ですよね。学校帰りに子どもたちが、ふらっと立ち寄れるような場所になったらいいなぁって思いました。


参加していただきました皆さま、小豆坂の森を提案していただきました暮らしの学校さま、ありがとうございました。


また、秋と冬に予定しています。季節が変わると過ごし方も変わります。楽しみです。