最近の気候は寒くなったり、雨が降ったりと春本番とは言えない日も多かった関東地方。
そんな日に活躍してくれていたおつまみ。
最近スーパーで見かけることが増えてきた、そら豆と山椒の実を使った、身体を温めて水分代謝の改善に働いてくれる組み合わせ。
そら豆の実山椒煮です。
材料は、そら豆、山椒の実、薄口醤油、味醂、出汁。
ポイントは皮ごと煮ていくので、味がしっかりと染み込むようにそら豆の黒い部分はあらかじめ切り取っておくこと。
そら豆の黒い部分を切り取ったそら豆は沸騰させたお湯に塩をひとつまみ加え、さっと下茹でしておく。
鍋に出汁、薄口醤油、味醂を煮立て、下茹でしたそら豆と山椒の実を加える。
弱火で煮ていき、最後汁気が少なくなったら鍋をゆすりながら煮からめ、そら豆に照りが出てきたら完成。
薬膳学的にそら豆は胃腸機能を整えながら身体の余分な水分を取り除く働きがあり、山椒は身体を温めてくれる食材。
身体を温めながら、余分な体内の湿分を取り除いてくれるので、雨が続く日や梅雨にぴったりのレシピです。
今日は午後から晴れて気温も急に上がるとか。
体調を崩さぬよう、食養生をしてまいりましょう。
